カーブスホールディングス(7085)
カーブスホールディングスの事業内容は「女性向けフィットネス施設『カーブス』の運営など」で、東証1部上場の中型案件(想定時価総額609.9億円、吸収金額20.0億円)です。統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、規模的に初値の大幅な上昇は期待しづらいです。
株主優待制度
(1)対象株主: 毎年8月31日現在の株主名簿に記録された100株(1単元)以上の株主
(2)優待内容:一律500円のクオカードまたは健康寿命の延伸を目的に活動する団体への寄付
※カーブスホールディングスは、コシダカホールディングスが「スピンオフ」という仕組みを使って分離して誕生した会社です。
基本情報
会社名 | カーブスホールディングス(7085) 【東証1部】 |
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会社URL | https://www.curvesholdings.co.jp/ |
狙い目証券会社 | 野村證券(副幹事)、SMBC日興証券 岡三オンライン証券、DMM株、auカブコム証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 720円 |
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仮条件 | 720円 ~ 750円 |
公募価格 | 750円 |
初値予想(独自) | 750円 ~ 850円(1月27日時点) |
初値 | 670円 (公募価格比-80円 -10.7%) |
・想定価格720円に対して、PER16.45倍、PBR6.55倍、配当利回り6.61%※
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益43.8円、1株あたり純資産110.0円、1株あたり配当金47.6円。)
※有価証券届出書に「上場後の配当は、連結配当性向50%を目標にする」との記載があります。仮に、1株あたりの利益が前期と同じ61円の場合、1株あたり配当金は30円となり、配当利回りは4.1%です。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 2月13日(木)~2月19日(水) |
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当選発表日 | 2月20日(木) |
購入申込期間 | 2月21日(金)~2月27日(木) |
上場日 | 3月2日(月) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 2,415,000株 |
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売出株数(OA含む) | 362,000株 |
当選株数合計 | 2,777,000株 |
・当選株数は2,777,000株。売買単位が100株なので、当たりは計27,770枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
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主幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
91.31% | 2,535,700株 | 25,357枚 | 2,535枚 |
幹事 | 野村證券 | 4.35% | 120,700株 | 1,207枚 | 120枚 |
SMBC日興証券 | 1.74% | 48,300株 | 483枚 | 48枚 | |
いちよし証券 | 0.87% | 24,100株 | 241枚 | 36枚 | |
丸三証券 | 0.87% | 24,100株 | 241枚 | 24枚 | |
岡三証券 | 0.87% | 24,100株 | 241枚 | 24枚 |
・野村證券(副幹事)、SMBC日興証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(1月31日追記)
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(1月31日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(2月5日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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㈱コシダカホールディングス | 90.00% | 180日間 |
増本 岳(社長) | 5.50% | 180日間 |
坂本 眞樹 | 2.25% | 180日間 |
増本 陽子 | 2.25% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2017年8月期まで単独決算。2018年8月期から連結決算。
・2020年8月期は、第1四半期時点で売上7,336百万円、経常利益1,593百万円を達成しています。IPOで得た資金は、連結子会社への投融資、借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
カーブスホールディングス(7085)、すでに2,000店舗以上を全国に展開しており、ここから大きく成長することは考えづらいです。プラスポイントとしては、配当利回りの良さと優待制度があります。しかし、優待品は「クオカード」で、オリジナル性がなく、優待目的の個人投資家の買いもそこまで期待できません。さらに、コシダカホールディングスの株主は自動的にカーブスホールディングスの株式が手に入るので、大きな売り圧力となる可能性もあります。総合的に見て、初値が公募割れするイメージはありませんが、上昇しても小幅になると予想します。
ネット証券では、野村證券(副幹事)、SMBC日興証券、岡三オンライン証券、DMM株、auカブコム証券から申し込み可能となっています。
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