レオクラン(7681)
(追記9月12日)
弱気の仮条件を受けて、初値予想を大幅に引き下げました。
レオクランの事業内容は「医療機関向けに医療機器及び医療設備を販売するメディカルトータルソリューション事業、医療用画像の遠隔診断をおこなう遠隔画像診断サービス事業、介護福祉施設向けに給食サービスを提供する給食事業」で、東証2部上場の中型案件(想定時価総額59.7億円、吸収金額14.9億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て初値の大幅上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | レオクラン(7681) 【東証2部】 |
---|---|
会社URL | http://www.leoclan.co.jp |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、大和証券、野村證券、SBI証券、DMM株、ライブスター証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 3,070円 |
---|---|
仮条件 | 2,480円 ~ 2,700円 |
公募価格 | 2,700円 |
初値予想(独自) | 2,700円 ~ 3,000円(9月12日時点) |
初値 | 2,920円 (公募価格比+220円 +8.1%) |
・想定価格3,070円に対して、PER16.7倍、PBR1.44倍、配当利回り1.2%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益183.9円、1株あたり純資産2,125.7円、1株あたり配当金36.7円。)
・弱気の仮条件を受けて、初値予想を「3,200円 ~ 3,500円(8月29日時点)」から「2,700円 ~ 3,000円(9月12日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 9月13日(金)~9月20日(金) |
---|---|
当選発表日 | 9月24日(火) |
購入申込期間 | 9月25日(水)~9月30日(月) |
上場日 | 10月2日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 161,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 323,400株 |
当選株数合計 | 484,400株 |
・当選株数は484,400株。売買単位が100株なので、当たりは計4,844枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SMBC日興証券 | 82.63% | 401,900株 | 4,019枚 | 401枚 |
幹事 | みずほ証券 | 3.47% | 16,900株 | 169枚 | 16枚 |
大和証券 | 3.47% | 16,900株 | 169枚 | 25枚 | |
野村證券 | 3.47% | 16,900株 | 169枚 | 16枚 | |
エース証券 | 3.47% | 16,900株 | 169枚 | 16枚 | |
SBI証券 | 3.47% | 16,900株 | 169枚 | 76枚 |
・SMBC日興証券(主幹事)、大和証券、野村證券、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(9月6日追記)
・その他、ライブスター証券から申し込み可能となりました。(9月13日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
杉田 昭吾(社長) | 44.01% | 180日間 |
㈱A&M | 13.42% | 180日間 |
レオクラン従業員持株会 | 4.38% | 180日間 |
大阪中小企業投資育成㈱ | 3.63% | 180日間 |
八上 重明 | 1.54% | 180日間 |
吉川 謹司 | 1.38% | 180日間 |
医療法人藤井会 | 1.32% | 180日間 |
ファスキアホールディングス㈱ | 1.32% | 180日間 |
㈱東洋美装 | 1.32% | 180日間 |
㈱ユニティ建築企画 | 1.32% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2016年9月期まで単独決算。2017年9月期から連結決算。
※2015年9月期以降、株式1株につき2株の分割を反映。
※2017年9月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2019年9月期は、第3四半期時点で売上28,248百万円、経常利益1,180百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備投資、採用費、借入金の返済、社債の償還などに充てる予定です。
管理人からのコメント
レオクラン(7681)、病院の新築・移転・再編・統合時に医療機器や情報システムを選んだり、内装工事や医療設備工事も請け負うトータル的な支援サービスを提供しています。事業内容的に爆発的な成長は期待しづらく、IPO的にはやや盛り上がりに欠ける案件です。さらに、注目度の低い東証2部に上場することも初値の大幅な上昇を期待しづらくさせています。
ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、大和証券、野村證券、SBI証券、DMM株、ライブスター証券から申し込み可能となっています。
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む