ファンペップ(4881)
(12月2日)
本日東証より、「ファンペップの新規上場を承認しましたが、同社からの申出に基づき、当該承認を取り消すことといたしました。」との報告がありました。
ファンペップの事業内容は「機能性ペプチドを用いた医薬品などの研究開発事業」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額50.8億円、吸収金額16.3億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に見ると、初値の大幅上昇は期待できません。
基本情報
会社名 | ファンペップ(4881) 【東証マザーズ】 |
---|---|
会社URL | https://funpep.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券、岩井コスモ証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 315円 |
---|---|
仮条件 | 未発表 |
公募価格 | 未発表 |
初値予想(独自) | 300円 ~ 330円(11月18日時点) |
初値 | - |
・想定価格315円に対して、PER-倍、PBR2.06倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-0.7円、1株あたり純資産152.7円、1株あたり配当金-円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月4日(水)~12月10日(火) |
---|---|
当選発表日 | 12月11日(水) |
購入申込期間 | 12月12日(木)~12月17日(火) |
上場日 | 12月20日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 4,505,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 675,000株 |
当選株数合計 | 5,180,000株 |
・当選株数は5,180,000株。売買単位が100株なので、当たりは計51,800枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | みずほ証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
幹事 | SMBC日興証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
SBI証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
いちよし証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
エース証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
藍澤證券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
岩井コスモ証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
東洋証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
極東証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
水戸証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
・SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(11月27日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
森下 竜一 | 15.87% | 365日間 |
平井 昭光(社長) | 12.81% | 365日間 |
三好 稔美 | 8.37% | 365日間 |
塩野義製薬(株) | 7.90% | 90日間 1.5倍 |
(有)アドバンステクノロジー | 7.21% | 365日間 |
(株)SOLA | 5.41% | 365日間 |
(株)レックスウェル | 4.69% | 365日間 |
(株)メディパルホールディングス | 4.29% | 90日間 1.5倍 |
(株)ReBeage | 4.15% | 365日間 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 | 3.61% | 90日間 1.5倍 |
企業業績のデータ(5年分)
※2017年12月期以降、株式1株につき5,000株の分割を反映。
・2019年12月期は、第3四半期時点で売上301百万円、経常利益-79百万円となっています。IPOで得た資金は、研究開発費、人件費に充てる予定です。
管理人からのコメント
ファンペップ(4881)、“ペプチド”と言えば、2013年のIPOペプチドリーム(4587)(公募価格比+216%)を思い出します。当時はバイオブームに加え、ペプチドに目新しさがありましたが、現在はすでに一般化しており、とくに目新しさはありません。加えて、公開株数がとても多く、同日にINCLUSIVE(7078)、スペースマーケット(4487)が上場します。総合的な需給を考えると、公募割れの可能性も少なくありません。
ネット証券では、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券、岩井コスモ証券、DMM株から申し込み可能となっています。
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む