オプトラン(6235)
オプトランの事業内容は「光学部品など表面に各種機能膜をコーティングする光学薄膜装置の製造・販売」で、東証上場予定の大型案件(想定時価総額647.6億円、吸収金額120.9億円)です。
かなり重ための案件で、当選本数が多く、大幅な上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | オプトラン(6235) 【東証1部】 |
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会社URL | http://www.optorun.co.jp/ |
狙い目証券会社 | 大和証券(主幹事)、むさし証券、SBI証券、岡三オンライン証券、 カブドットコム証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,460円 |
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仮条件 | 1,420円 ~ 1,460円 |
公募価格 | 1,460円 |
初値予想(独自) | 1,460円 ~ 1,600円(11月22日時点) |
初値 | 2,436円 (公募価格比+976円 +66.8%) |
・想定価格1,460円に対して、PER44.16倍、PBR3.87倍、配当利回り0.71%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益33.1円、1株あたり純資産377.7円、1株あたり配当金10.4円。)
・初値予想を「1,700円 ~ 2,000円(11月15日時点)」から「1,460円 ~ 1,600円(11月22日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月5日(火)~12月11日(月) |
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当選発表日 | 12月12日(火) |
購入申込期間 | 12月13日(水)~12月18日(月) |
上場日 | 12月20日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 4,200,000株 |
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売出株数(OA含む) | 4,080,000株 |
当選株数合計 | 8,280,000株 |
・当選株数は8,280,000株。売買単位が100株なので、当たりは計82,800枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
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主幹事 | 大和証券 | 91.00% | 6,552,000株 | 65,520枚 | 9,828枚 |
幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
2.00% | 144,000株 | 1,440枚 | 144枚 |
みずほ証券 | 2.00% | 144,000株 | 1,440枚 | 144枚 | |
野村證券 | 2.00% | 144,000株 | 1,440枚 | 144枚 | |
むさし証券 | 1.00% | 72,000株 | 720枚 | 72枚 | |
岡三証券 | 1.00% | 72,000株 | 720枚 | 72枚 | |
SBI証券 | 1.00% | 72,000株 | 720枚 | 324枚 |
・大和証券(主幹事)、むさし証券、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、カブドットコム証券、岡三オンライン証券から申し込みが可能となりました(11月22日追記)。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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(株)オプトラン | 18.26% | |
浙江水晶光電科技股份有限公司 | 15.19% | 90日間 1.5倍 |
(株)アルバック | 13.49% | 90日間 1.5倍 |
孫 大雄 | 7.40% | 90日間 1.5倍 |
JSR(株) | 6.28% | 90日間 1.5倍 |
大和PIパートナーズ(株) | 6.28% | 90日間 1.5倍 |
Cernobbio Investment Ltd | 2.80% | 90日間 1.5倍 |
肖 連豊 | 2.80% | 90日間 1.5倍 |
理研電線(株) | 2.67% | 90日間 1.5倍 |
林 為平(社長) | 2.32% | 90日間 1.5倍 |
企業業績のデータ(5年分)
※2014年12月期まで単独決算。2015年12月期から連結決算。
※2015年12月期以降、株式1株につき3,000株の分割を反映。
・2017年12月期は、第3四半期時点で売上21,298百万円、経常利益5,593百万円を達成しています。IPOで得た資金は、短期借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
オプトラン(6235)、光学薄膜はいろいろな分野で利用できる製品です。販売市場も、「光通信」からはじまり、「デジカメ・携帯電話カメラ」、「スマートフォン・タブレット」、「生体認証・車、VR/AR」と、次々に開拓しており、今後の成長も大いに期待できます。重ための案件で、8万本程度の当たり本数があるため、仮条件の上限で公募価格が決まるかなど注意が必要です。
加えて、同日に規模の大きい森六ホールディングス(4249)が上場することもマイナス材料でしょう。また、12月後半はIPOが相次ぎ、需給が緩んでくる点もマイナス要素です。ネット証券では、大和証券(主幹事)、むさし証券、SBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券から申し込みできます。
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