ニーズウェル(3992)

 ニーズウェルの事業内容は「コンピュータシステムに関する金融を中心とした業務系ソフトウェアや、組込み系ソフトウェアの企画・設計・開発および保守・運用、ネットワークやサーバの基盤構築、ソリューションの提供などの情報サービス、並びにこれらの関連事業」で、JASDAQスタンダード上場の小型案件(想定時価総額31.0億円、吸収金額6.4億円)です。 業績推移、割安性、需給、いずれも“まずまず”の案件で、手堅く上昇すると思います。

成長性 割安性
○ ○
話題性 総合評価
○ b


基本情報

会社名 ニーズウェル(3992) 【JASDAQスタンダード】
会社URL http://www.needswell.com/
狙い目証券会社 SMBC日興証券SBI証券マネックス証券カブドットコム証券

IPO価格情報(初値予想)

想定価格? 1,590円
仮条件? 1,590円 ~ 1,670円
公募価格? 1,670円
初値予想(独自) 2,400円 ~ 2,700円(8月14日時点)
初値? 3,850円 (公募価格比+2,180円 +130.5%)

・想定価格1,590円に対して、PER12.06倍、PBR2.8倍、配当利回り0.85%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益131.9円、1株あたり純資産567.3円、1株あたり配当金13.5円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 8月30日(水)~9月5日(火)
当選発表日? 9月6日(水)
購入申込期間? 9月7日(木)~9月12日(火)
上場日? 9月20日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 200,000株
売出株数(OA含む)? 202,500株
当選株数合計 402,500株

・当選株数は402,500株。売買単位が100株なので、当たりは計4,025枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 みずほ証券 87.00% 304,500株 3,045枚 304枚
幹事 三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
4.00% 14,000株 140枚 14枚
SMBC日興証券 4.00% 14,000株 140枚 14枚
エース証券 2.00% 7,000株 70枚 7枚
SBI証券 2.00% 7,000株 70枚 31枚
マネックス証券 1.00% 3,500株 35枚 35枚

・主幹事以外だと、SMBC日興証券SBI証券マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、カブドットコム証券から申し込みが可能となりました(8月17日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
(株)オーディーシー 47.53% 90日間
1.5倍
ニーズウェル従業員持株会 10.64%  
佐藤 辰弥 10.47% 90日間
1.5倍
橋本 美奈子 10.47% 90日間
1.5倍
佐藤 みどり 4.24% 90日間
1.5倍
木村 ひろみ 3.71% 90日間
1.5倍
百武 耐治 1.06% 90日間
1.5倍
(株)企画工学研究所 1.03%  
加藤 和彦 0.84% 90日間
1.5倍
船津 浩三 0.77% 90日間
1.5倍

 

企業業績のデータ(5年分)

  2012年
9月
2013年
9月
2014年
9月
2015年
9月
2016年
9月
売上高(百万円)? 1,992 2,352 3,023 3,986 4,587
経常利益(百万円)? 47 66 188 351 405
当期純利益(百万円)? 23 39 118 211 257
純資産額 (百万円)? 430 455 383 581 820
1株あたりの純資産額(円)? 24,558 25,987 21,910 332 469
1株あたりの純利益(円)? 1,322 2,230 6,722 121 147
自己資本比率(%)? 45.8 47.5 29.4 36.4 49.3
自己資本利益率(%)? 5.4 8.8 28.1 43.9 36.7

※2015年9月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2017年9月期は、第3四半期時点で売上3,801百万円、経常利益382百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人材採用、教育研修に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ニーズウェル(3992)、金融を中心とした業務系ソフトウェア関連事業ということで、アベノミクスの波にうまく乗って成長してきた案件です。ただ、昨年あたりから金融系の伸びも鈍化しており、ここから地力が試されるでしょう。IPOとしては、特別良い点は見当たりませんが、全体的に平均以上という印象で、手堅く上昇してくれるでしょう。

 ネット証券では、SMBC日興証券SBI証券マネックス証券カブドットコム証券から申し込みできますので、積極的に当選をねらっていきましょう。


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