Casa[カーサ](7196)
Casa[カーサ]の事業内容は「家賃債務保証」で、東証2部上場の大型案件(想定時価総額123.0億円、吸収金額84.4億円)です。規模が大きく、需給的に初値が上がりにくくなっています。また、統計的にも初値が上がりにくい 「東証2部上場」、「公開株数の多い」案件となっており、きびしい展開が予想されます。
基本情報
会社名 | Casa[カーサ](7196) 【東証2部】 |
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会社URL | https://www.casa-inc.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、SBI証券 マネックス証券、岡三オンライン証券 |
IPO価格情報(初値予想)
想定価格 | 2,270円 |
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仮条件 | 2,060円 ~ 2,270円 |
公募価格 | 2,270円 |
初値予想(独自) | 2,100円 ~ 2,300円(9月26日時点) |
初値 | 2,331円 (公募価格比+61円 +2.7%) |
・想定価格2,270円に対して、PER37.39倍、PBR2.08倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益60.7円、1株あたり純資産1,090.7円、1株あたり配当金-円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 10月16日(月)~10月20日(金) |
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当選発表日 | 10月23日(月) |
購入申込期間 | 10月24日(火)~10月27日(金) |
上場日 | 10月31日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 220,000株 |
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売出株数(OA含む) | 3,500,200株 |
当選株数合計 | 3,720,200株 |
・当選株数は3,720,200株。売買単位が100株なので、当たりは計37,202枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
共同主幹事 | SMBC日興証券 | 45.01% | 1,291,300株 | 12,913枚 | 1,291枚 |
大和証券 | 45.01% | 1,291,300株 | 12,913枚 | 1,936枚 | |
幹事 | 野村證券 | 4.00% | 114,700株 | 1,147枚 | 114枚 |
SBI証券 | 2.50% | 71,600株 | 716枚 | 322枚 | |
いちよし証券 | 1.00% | 28,600株 | 286枚 | 42枚 | |
マネックス証券 | 1.00% | 28,600株 | 286枚 | 286枚 | |
SMBC フレンド証券 |
0.49% | 14,200株 | 142枚 | 14枚 | |
岡三証券 | 0.49% | 14,200株 | 142枚 | 14枚 | |
エース証券 | 0.49% | 14,200株 | 142枚 | 14枚 |
・主幹事以外だと、SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、SBI証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込みが可能となりました(9月28日追記)。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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アント・カタライザー4号投資事業有限責任組合 | 67.70% | 90日間 1.5倍 |
宮地 正剛(社長) | 10.63% | 180日間 |
Catalyzer Partners IV, L.P. | 9.06% | 90日間 1.5倍 |
リコーリース(株) | 7.00% | 180日間 |
堀内 宣治 | 1.41% | 180日間 |
(株)三井住友銀行 | 1.05% | 180日間 |
三井住友信託銀行(株) | 1.05% | 180日間 |
川西 直人 | 0.78% | 180日間 |
岩本 耕一 | 0.78% | 180日間 |
NCS&A(株) | 0.39% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2016年1月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2018年1月期は、第2四半期時点で売上4,154百万円、経常利益543百万円を達成しています。IPOで得た資金は、新基幹システムの開発、マーケティング関連費用に充てる予定です。
管理人からのコメント
Casa[カーサ](7196)、家賃債務保証というサービスには新規性がなく、業績を見ても頭打ちの傾向がはっきり出ていますので、初値を押し上げるほどの買いが集まるとは思えません。初値が上がりにくい要素がいくつもあり、公募割れの可能性が十分にあるでしょう。ネット証券では、SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、SBI証券、マネックス証券、岡三オンライン証券から申し込めますが、スルーしても問題ないでしょう。
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