アイモバイル(6535)
(10月19日追記)
公募価格が決定したあたりから、四季報オンラインなどの各メディアが「今期業績」と「来期予想」を発表していますが、いずれも業績が頭打ち気味だったので、成長性を◎から〇に変更しました。初値予想も少し引き下げました。
★ SBI証券からアイモバイルに500株当選しました!
アイモバイルの事業内容は「アドネットワーク等インターネット広告サービス事業」で、東証マザーズ上場の大型案件(吸収金額79億円)です。重ための案件ですが、上場時発行済株数に対する公募株数の割合が15%あり、コラム:公開株数の多い過去のIPOを分析しました!の結果からすると、公募割れの可能性はそこまでない案件と言えます。
(10月19日追記) このように、過去データからは、公募割れはなさそう!?と出ていますが、個人的には、SBI証券が主幹事の場合は、当選者の当日成り行き売り注文が殺到する可能性が高いので、公募割れの可能性もありうるとみております。正直、予想が難しいです。
基本情報
会社名 | アイモバイル(6535) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | http://www.i-mobile.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SBI証券(主幹事)、SMBC日興証券、マネックス証券、安藤証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,240円 |
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仮条件 | 1,220円 ~ 1,320円 |
公募価格 | 1,320円 |
初値予想(独自) | 1,200円 ~ 1,500円(10月19日時点) |
初値 | 1,230円(公募価格比 -90円 -6.8%) |
・想定価格1,240円に対して、PER15.0倍、PBR3.61倍、配当利回り-%
(2015年7月期の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益82.6円、1株あたり純資産343.2円、1株あたり配当金-円。)
・初値予想を「1,350円 ~ 1,600円(9月23日時点)」から「1,200円 ~ 1,500円(10月19日時点)」へ引き下げました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 10月11日(火)~10月17日(月) |
---|---|
当選発表日 | 10月18日(火) |
購入申込期間 | 10月20日(木)~10月25日(火) |
上場日 | 10月27日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 3,330,000株 |
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売出株数(OA含む) | 3,043,800株 |
当選株数合計 | 6,373,800株 |
・当選株数は6,373,800株。売買単位が100株なので、当たりは計63,738枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SBI証券 | 85.00% | 2,497,500株 | 24,975枚 | 11,238枚 |
幹事 | みずほ証券 | 8.00% | 444,000株 | 4,440枚 | 444枚 |
SMBC日興証券 | 5.00% | 277,500株 | 2,775枚 | 277枚 | |
エース証券 | 1.00% | 55,500株 | 555枚 | 55枚 | |
マネックス証券 | 1.00% | 55,500株 | 555枚 | 555枚 |
・主幹事のSBI証券、SMBC日興証券、マネックス証券から当選のチャンス。
※SBI証券が主幹事のときは、IPOチャレンジポイントを活用して当選をねらいましょう!
・安藤証券から申し込みが可能になりました。(10月6日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
田中 俊彦(社長) | 40.94% | 180日間 |
野口 哲也 | 39.32% | 180日間 |
(株)アイモバイル | 15.97% | |
溝田 吉倫 | 0.25% | |
甲斐 康浩 | 0.16% | |
野仲 正樹 | 0.16% | |
須藤 麻里 | 0.15% | |
山本 真實 | 0.14% | |
加藤 秀樹 | 0.13% | |
冨重 眞栄 | 0.13% |
企業業績のデータ(5年分)
※2013年7月期まで単独決算。2014年7月期から連結決算。
※2013年7月期以降、株式1株につき30,000株の分割を反映。
・2016年7月期は、第3四半期時点で売上11,268百万円、経常利益1,689百万円を達成しています。IPOで得た資金は、システム投資、成長投資、M&Aなどに充てる予定です。
管理人からのコメント
(10月19日追記)アイモバイル(6535)、「ネット系で業績が急成長しており、割安性もそれなりにある」のですが、公開株数が多く、需給的にかなり重たい案件のため、初値は公募価格近辺とみています。今期に関しては、第3四半期までの業績推移を見る限り鈍化気味で、規模が規模ということもあり、上値の伸びはあまり期待できません。ネット証券では、主幹事のSBI証券がねらい目です。その他、1人1票制のSMBC日興証券、マネックス証券、安藤証券からも申し込みができますので、積極的に当選をねらっていきましょう。公開株数が多いだけに当選するチャンスは大きいです。
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