チエル(3933)

 チエルの事業内容は「教育用ソフトウェア、ネットワークおよびシステムの企画・開発及び販売」で、ジャスダック上場の小型案件となっています。教育のデジタル化の流れに合った案件で、いかにも人気化しそうな案件です。規模も小さいですし、初値高騰の期待が高まります。

チエルのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
○ a


基本情報

会社名 チエル(3933) 【JQスタンダード】
会社URL http://www.chieru.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券マネックス証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 810円
仮条件? 730円 ~ 810円
公募価格? 810円
初値予想(独自) 1,400円 ~ 1,600円(2月16日時点)
初値? 2,151円(公募価格比+165.6%)

・想定価格810円に対するPERは15.9倍
(上場時発行済株式数1,800,000株、2015年3月期の純利益91百万円、1株当たり利益50.8円で計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月3日(木)~3月9日(水)
当選発表日? 3月10日(木)
購入申込期間? 3月11日(金)~3月16日(水)
上場日? 3月22日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 140,000株
売出株数(OA含む)? 385,500株
当選株数合計 525,500株

・当選株数は計525,500株。売買単位が100株なので、当たりは計5,255枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 みずほ証券 85.05% 388,700株 3,887枚 388枚
幹事 SMBC日興証券 7.99% 36,500株 365枚 36枚
SBI証券 3.00% 13,700株 137枚 61枚
いちよし証券 1.99% 9,100株 91枚 13枚
極東証券 0.98% 4,500株 45枚 -枚
マネックス証券 0.98% 4,500株 45枚 45枚

・主幹事以外だと、副幹事のSMBC日興証券SBI証券マネックス証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
川居 睦(社長) 38.03% 90日間
1.5倍
チエル(株) 10.57%
森谷和浩 9.89% 90日間
1.5倍
アルプスシステムインテグレーション(株) 9.13% 90日間
1.5倍
(株)旺文社 9.13% 90日間
1.5倍
チエル社員持株会 5.32%
大賀昭雄 3.04% 90日間
1.5倍
森達也 3.04% 90日間
1.5倍
(株)旺文社キャピタル 2.28% 90日間
1.5倍
(株)第一総合会計 1.14% 90日間
1.5倍

 

企業業績のデータ(5年分)


  2011年
3月
2012年
3月
2013年
3月
2014年
3月
2015年
3月
売上高(百万円)? 1,339 1,210 1,340 1,502 1,555
経常利益(百万円)? 200 157 218 154 161
当期純利益(百万円)? 117 100 147 101 91
純資産額 (百万円)? 482 582 648 769 861
1株あたりの純資産額(円)? 8,144 9,844 12,698 483.57 541.07
1株あたりの純利益(円)? 2,048 1,699 2,501 63.52 57.49
自己資本比率(%)? 49.2 52.9 48.2 50.4 52.2
自己資本利益率(%)? 27.59 18.89 23.93 14.25 11.22

※2014年3月期以降、株式1株につき30株の分割を反映。
・2016年3月期は、第3四半期で売上977百万円、経常損失2百万円となっています。ソフトウェアの販売は1月から3月にかけて集中することが多いので、今期の業績予想はむずかしいです。IPOで得た資金は、自社開発ソフトウェアのバージョンアップにともなう開発資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 チエル(3933)、業績は頭打ち気味でパッとしませんが、教育のデジタル化は将来的に必ず進んでいくと思いますので、それを材料にした買いが期待できそうです。教科書出版で大手の旺文社の出資を受けており、業界との繋がりもしっかり持っています。規模が小さいだけに、初値高騰も期待できるでしょう。

 ネット証券では、副幹事のSMBC日興証券SBI証券マネックス証券から申し込みが可能となっていますので、積極的に申し込んでいきましょう。

↑