ツバキ・ナカシマ(6464)
(11月30日)仮条件の強気提示を受けて、総合評価を「D」から「C」へ変更しました。
ツバキ・ナカシマの事業内容は「鋼球の製造・販売等」で、東証1部に上場予定の大型案件となります。重厚長大企業の売り出し100%の案件ということで、初値が上昇するイメージが持てません。上場日の周辺に他にも案件が重なっていますので、スルーで問題ないでしょう。
基本情報
会社名 | ツバキ・ナカシマ(6464) 【東証1部】 |
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会社URL | http://www.tsubaki.com/jp/ |
狙い目証券会社 | 大和証券 、SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券、松井証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,500円 |
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仮条件 | 1,500円 ~ 1,650円 |
公募価格 | 1,550円 |
初値予想(独自) | 1,650円 ~ 1,800円(11月30日時点) |
初値 | 1,620円(公募価格比+4.5%) |
・想定価格1,500円に対するPERは10.8倍
(上場時発行済株式数39,221,300株、2014年12月期の包括利益5,447百万円、1株当たり利益139円で計算)。
・初値予想を「1,400円 ~ 1,550円(11月12日時点)」から「1,650円 ~ 1,800円(11月30日時点)」へ変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月1日(火)~12月4日(金) |
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当選発表日 | 12月7日(月) |
購入申込期間 | 12月8日(火)~12月11日(金) |
上場日 | 12月16日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 0株 |
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売出株数(OA含む) | 20,228,000株 |
当選株数合計 | 20,228,000株 |
・当選株数は計20,228,000株。売買単位が100株なので、当たりは計202,280枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 25.25% | 4,864,400株 | 48,644枚 | 4,864枚 |
幹事 | ゴールドマン・ サックス証券 |
7.75% | 1,493,000株 | 14,930枚 | -枚 |
UBS証券 | 5.00% | 963,300株 | 9,633枚 | -枚 | |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
5.00% | 963,300株 | 9,633枚 | 963枚 | |
みずほ証券 | 3.25% | 626,100株 | 6,261枚 | 626枚 | |
大和証券 | 2.75% | 529,700株 | 5,297枚 | 794枚 | |
SBI証券 | 0.50% | 96,300株 | 963枚 | 433枚 | |
マネックス証券 | 0.50% | 96,300株 | 963枚 | 963枚 |
・主幹事以外だと、大和証券、SBI証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、カブドットコム証券、松井証券から申し込みが可能となりました(12月3日追記)。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
CJP TN Holdings,L.P. | 89.41% | 180日間 |
近藤 高規 | 3.94% | |
山田 賢司 | 1.02% | 180日間 |
酒井 秀行 | 0.63% | 180日間 |
髙宮 勉 | 0.62% | 180日間 |
ツバキ・ナカシマ 従業員持株会 理事長 植村洋 | 0.45% | |
小原シェキール | 0.28% | 180日間 |
津田 雅司 | 0.25% | 180日間 |
島田 一也 | 0.25% | 180日間 |
茅原 和朗 | 0.24% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※上記表の内容は国際会計基準の数値になっています。
・事業規模がすでに大きく、成熟段階を迎えている印象で、今後大きく成長していくようなことは考えにくいです。公募ゼロのIPOなので、新たに資金が調達できるわけではりません。
管理人からのコメント
ツバキ・ナカシマ(6464)、需給的にも業績的にも人気化しそうな雰囲気をまったく感じません。売り出し100%ということで、大株主の利益確定が目的のイベントといった印象です。上場日の周辺にもっと良い案件がありますので、資金はそちらに向けるのが良いでしょう。
ネット証券では、1人1票制を採用しているマネックス証券、カブドットコム証券、大和証券、松井証券がねらい目ですが、当選をねらいにいく必要はないでしょう。
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