ヒューマンウェブ(3224)
ヒューマンウェブの事業内容は「牡蠣を主体とするレストラン(オイスターバー)の直営店舗経営及び牡蠣の卸売事業」で、マザーズ上場の小型案件となっています。10年くらい前にオイスターバーブームがあったように思いますが、今でもその熱が冷めていないのか少々不安です。個人的には少しタイミングが遅いかなという印象を受けます。加えて、同日に複数案件が上場することも足を引っ張りそうです。
基本情報
会社名 | ヒューマンウェブ(3224) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | http://www.oysterbar.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券 岡三オンライン証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,700円 |
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仮条件 | 1,700円 ~ 1,800円 |
公募価格 | 1,800円 |
初値予想(独自) | 2,200円 ~ 2,400円(2月16日時点) |
初値 | 2,010円(公募価格比+11.7%) |
・想定価格1,700円に対するPER15.6倍
(上場時発行済株式数1,410,900株、2014年3月期の純利益153百万円、1株当たり利益109.1円で計算)。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月4日(水)~3月10日(火) |
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当選発表日 | 3月11日(水) |
購入申込期間 | 3月12日(木)~3月17日(火) |
上場日 | 3月19日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 200,000株 |
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売出株数(OA含む) | 239,600株 |
当選株数合計 | 439,600株 |
・当選株数は計439,600株。売買単位が100株なので、当たりは計4,396枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SMBC日興証券 | 87.99% | 336,400株 | 3,364枚 | 336枚 |
幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
4.00% | 15,300株 | 153枚 | 15枚 |
SMBC フレンド証券 |
3.01% | 11,500株 | 115枚 | 11枚 | |
岡三証券 | 2.01% | 7,700株 | 77枚 | 7枚 | |
藍澤証券 | 0.99% | 3,800株 | 38枚 | 3枚 | |
SBI証券 | 0.99% | 3,800株 | 38枚 | 17枚 | |
マネックス証券 | 0.99% | 3,800株 | 38枚 | 38枚 |
・主幹事のSMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、カブドットコム証券、岡三オンライン証券からも申し込みが可能となりました(3月4日追記)。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 |
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(株)グッドフィールド | 26.81% |
小林 敏雄 | 20.77% |
三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合 | 7.25% |
西武しんきんキャピタル商店街ファンド1号地域商業育成投資事業有限責任組合 | 6.96% |
ニッセイ・キャピタル4号投資事業有限責任組合 | 4.35% |
従業員持株会 | 3.62% |
吉田 秀則(社長) | 3.44% |
アサヒビール(株) | 1.81% |
(有)ティーズ・キャピタル | 1.81% |
(株)ティー ワイ リミテッド | 1.81% |
・ベンチャーキャピタルを除く主要大株主に対し、180日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。
・ベンチャーキャピタルに対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。
企業業績のデータ(5年分)
※2012年3月期まで単独決算。2013年3月期から連結決算。
・売上、利益(経常利益)ともに右肩上がりで推移していますが、2015年3月期の第3四半期時点で、経常利益が100百万円程度に留まっており、通期で増益できるか少々不安なところです。財務面に関しては、利益が上積みされて自己資本が厚くなってきており、不安は少ないでしょう。IPOで得た資金は、新規出店の設備投資に充てる予定です。
管理人からのコメント
ヒューマンウェブ(3224)、利益の伸びが鈍化している印象を受けるだけに、人気面に期待したいところです。ただ、オイスターバーブームのピークはもうすでに過ぎているように思いますので、なかなか人気化しづらそうではあります。それでも、IPO相場自体は好調ですので、それなりに上昇してくれるのではないでしょうか。当選を狙うなら、1人1票制を採用しているSMBC日興証券が主幹事を務めていますので、ここは逃せません。他にも、SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券、岡三オンライン証券から申し込みが可能となっています。
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