マーケットエンタープライズ(3135)

 マーケットエンタープライズの事業内容は「ネット型リユース事業(販売店舗を有さない、インターネットに特化した多種多様なリユース品の買取及び販売)」で、マザーズ上場の小型案件となっています。ネットを介したリサイクル事業というモデルが、新規性の高いビジネスモデルと捉えられれば、かなりの初値が期待できる案件です。

マーケットエンタープライズのホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価
◎ a


基本情報

会社名 マーケットエンタープライズ(3135) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.marketenterprise.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、大和証券マネックス証券
松井証券岩井コスモ証券、岡三オンライン証券(?)

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,430円
仮条件? 1,430円 ~ 1,500円
公募価格? 1,500円
初値予想(独自) 2,700円 ~ 3,000円(5月15日時点)
初値? 4,005円(公募価格比+167%)

・想定価格1,430円に対するPERは30.8倍
(上場時発行済株式数2,470,000株、2014年月期の純利益114百万円、1株当たり利益46.5円で計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月2日(火)~6月8日(月)
当選発表日? 6月9日(火)
購入申込期間? 6月10日(水)~6月15日(月)
上場日? 6月17日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 200,000株
売出株数(OA含む)? 294,500株
当選株数合計 494,500株

・当選株数は計494,500株。売買単位が100株なので、当たりは計4,945枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 SMBC日興証券 86.00% 369,800株 3,698枚 369枚
幹事 SBI証券 7.00% 30,100株 301枚 135枚
大和証券 2.00% 8,600株 86枚 12枚
岡三証券 1.00% 4,300株 43枚 4枚
いちよし証券 1.00% 4,300株 43枚 6枚
マネックス証券 1.00% 4,300株 43枚 43枚
岩井コスモ証券 1.00% 4,300株 43枚 4枚
松井証券 1.00% 4,300株 43枚 43枚

・主幹事のSMBC日興証券、副幹事のSBI証券大和証券マネックス証券松井証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンライン証券の取り扱いも発表される可能性があります。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
小林 泰士(社長) 33.80%
(株)WWG 33.80%
加茂 知之 16.90%
VJ1号投資事業組合 8.45%
丸尾 光兵 1.75%
(株)オプト 1.06%
(株)オークファン 1.06%
今村 健一 0.42%
寺田 耕平 0.21%
岡崎 雅弘 0.21%

・社長の小林、加茂、丸尾氏、(株)WWGに対し、180日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2010年
6月
2011年
6月
2012年
6月
2013年
6月
2014年
6月
売上高(百万円)? 288 576 1,131 1,947 2,940
経常利益(百万円)? 9 10 11 42 86
当期純利益(百万円)? 6 7 8 29 114
純資産額 (百万円)? 20 27 32 61 176
1株あたりの純資産額(円)? 27,034 36,849 16,075 30.84 87.76
1株あたりの純利益(円)? 9,192 9,814 5,700 14.76 57.40
自己資本比率(%)? 39.3 24.6 17.0 20.0 29.0
自己資本利益率(%)? 39.9 30.7 26.8 62.9 96.3

※2013年6月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
・ものすごいペースで事業規模を拡大させています。2015年6月期も第3四半期時点で、売上2,798百万円、経常利益120百万円となっており、成長ペースはまったく落ち込んでいません。IPOで得た資金は、業容拡大に向けた仕入れ基盤拡充のためのリユースセンターの新規開発費、および運転資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 マーケットエンタープライズ(3135)、ビジネスモデル自体は、真似しようと思えばスグに真似できるしくみだと思いますので、先行者の優位を活かせるこの時期に、どれだけ規模を拡大できるかがポイントになってくるでしょうか。そういう意味でも、上場後もかなりの速度で売上を伸ばしていきそうな雰囲気を感じます。大株主にロックアップのかかっていないベンチャーキャピタルが入っていますが、そうそう安値では売って来ないように思います。かなりの初値がつくのではないでしょうか。

 ネット証券では、1人1票制のSMBC日興証券が主幹事を務めていますので必ず申し込んでおきましょう!その他、副幹事のSBI証券、1人1票制のマネックス証券松井証券大和証券岩井コスモ証券からも申し込みが可能となっています。

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