フリークアウト(6094)

 フリークアウトの事業内容は、「インターネット広告におけるリアルタイム広告枠取引をおこなうDSP 及び ビッグデータを分析するDMPの提供」となっています。マザーズ上場の小型寄りの案件で、今話題のビッグデータを取り扱っていることや、人気化しやすいネット系ベンチャーということで、初値の高騰が大いに期待できます。

フリークアウトのホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価
◎ a


基本情報

会社名 フリークアウト(6094) 【東証マザーズ】
会社URL http://fout.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券SBI証券マネックス証券大和証券岩井コスモ証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,910円
仮条件? 1,910円 ~ 2,000円
公募価格? 2,000円
初値予想(独自) 3,600円 ~ 4,000円(6月4日時点)
初値? 7,000円(公募価格比+250%)

・想定価格1,910円に対するPERは118倍(2013年9月期の1株あたり利益16.19円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月5日(木)~6月11日(水)
当選発表日? 6月12日(木)
購入申込期間? 6月16日(月)~6月19日(木)
上場日? 6月24日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 530,000株
売出株数(OA含む)? 332,500株
当選株数合計 862,500株

・当選株数は計862,500株。売買単位が100株なので、当たりは計8,625枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 野村證券 85.01% 590,800株 5,908枚 590枚
幹事 SMBC日興証券 3.01% 20,900株 209枚 20枚
大和証券 3.01% 20,900株 209枚 31枚
SBI証券 3.01% 20,900株 209枚 94枚
みずほ証券 2.00% 13,900株 139枚 13枚
岩井コスモ証券 0.99% 6,900株 69枚 6枚
いちよし証券 0.99% 6,900株 69枚 6枚
岡三証券 0.99% 6,900株 69枚 6枚
マネックス証券 0.99% 6,900株 69枚 69枚

・副幹事のSMBC日興証券大和証券SBI証券マネックス証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
本田謙(社長) 55.35%
海老根 智仁 7.43%
アントレプレナー投資事業組合 6.61%
ジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合 5.70%
YJ1号投資事業組合 4.71%
佐藤 裕介 4.21%
GMO VenturePartners投資事業有限責任組合 2.85%
横山 隆治 2.48%
衛藤 バタラ 1.65%
川田 尚吾 1.65%

・主要株主に対して90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)

企業業績のデータ(5年分)


  2010年
9月
2011年
9月
2012年
9月
2013年
9月
2014年9月
(第2四半期)
売上高(百万円)? - 66 944 2,162 (1,623)
経常利益(百万円)? - 0 174 251 (152)
当期純利益(百万円)? - 0 74 86 (62)
純資産額 (百万円)? - 32 488 1,128 (1,208)
1株あたりの純資産額(円)? - 69,720 87.38 190.29 -
1株あたりの純利益(円)? - 164.78 14.85 16.19 -
自己資本比率(%)? - 61.4 60.2 66.0 -
自己資本利益率(%)? - 0.3 30.5 11.6 -

※2011年9月期まで単独決算。2012年9月期から連結決算。
・創業間もないベンチャー企業なので、なかなか先行きを見通すのはむずかしそうですが、とりあえず上場後いきなり赤字に転落するようなビジネスモデルではなさそうです。自己資本比率も高く、借り入れに依存しない経営をおこなっており、安全性も高そうです。

管理人からのコメント

 フリークアウト(6094)、リアルタイム広告枠の取引やビッグデータなど、最新のテーマに沿ったビジネスモデルで、久しぶりに人気化しそうな案件ですね。利益水準に対する公募価格はかなり高く、割安性は皆無ですが、IPOはどれだけ人気を集められるかが重要ですので、そういった点からは、かなり魅力的な案件と言えます。積極的に当選を狙っていきましょう。

 ネット証券では、1人1票制を採用している副幹事のSMBC日興証券マネックス証券からはもちろん、金額に応じて抽選権が割り当てられるSBI証券大和証券岩井コスモ証券からも申し込んでおきましょう。

↑