シンプロメンテ(6086)

 シンプロメンテは「店舗、厨房設備の維持・保全のためのトータルメンテナンスサービス」を事業としておこなっています。人気化しやすいマザーズ上場の小型銘柄ですが、前日・同日に新規上場企業が重複しているため、初値は思いのほか安く付く可能性もあり。

シンプロメンテのホームページ画像
成長性 割安性
◎ ○
話題性 総合評価
◎ a


基本情報

会社名 シンプロメンテ(6086) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.shin-pro.com/
狙い目証券会社 SMBC日興証券SBI証券マネックス証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 910円
仮条件? 910円 ~ 950円
公募価格? 950円
初値予想(独自) -
初値? 2,235円 (公募価格比 +135.3%)

・公募価格950円は、2014年2月期の予想1株あたり利益80.93円の11.7倍。上場時の日経平均が15倍台ですから割安感はあります。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月29日(金)~12月5日(木)
当選発表日? 12月6日(金)
購入申込期間? 12月10日(火)~12月13日(金)
上場日? 12月19日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 200,000株
売出株数(OA含む)? 202,500株
当選株数合計 402,500株

・当選株数は計402,500株。売買単位が100株なので、当たりは計4,025枚
・当選本数は少なく、当たりにくくなっています

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 みずほ証券 80% 280,000株 2,800枚 280枚
幹事 SMBC日興証券 7% 24,500株 245枚 24枚
岩井コスモ証券 4% 14,000株 140枚 14枚
SBI証券 3% 10,500株 105枚 47枚
SMBC
フレンド証券
2% 7,000株 70枚 7枚
岡三証券 2% 7,000株 70枚 7枚
いちよし証券 1% 3,500株 35枚 5枚
マネックス証券 1% 3,500株 35枚 35枚

・1人1票の完全平等制を採用している副幹事のSMBC日興証券マネックス証券をはじめ、SBI証券からも申し込んでおくと良いでしょう。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
内藤 秀雄 33.61%
内藤 秀治郎(社長) 13.98%
(株)ShuManagement 12.79%
合田 利恵 6.27%
内藤 剛 5.75%
みずほ証券(株) 3.64%
ジャフコV2共有投資事業有限責任組合 3.20%
信金キャピタル二号投資事業有限責任組合 2.11%
三菱UFJキャピタル2号投資事業有限責任組合 2.11%
大崎秀文 1.66%

・大株主に対するロックアップは90日間で、公募価格から1.5倍で解除。

企業業績のデータ(5年分)


  2008年
2月
2009年
2月
2010年
2月
2011年
2月
2012年
2月
売上高(百万円)? 1,684 1,236 1,688 2,481 2,874
経常利益(百万円)? 113 △28 6 70 102
当期純利益(百万円)? 65 △39 17 36 53
純資産額 (百万円)? 374 334 352 393 447
1株あたりの純資産額(円)? 59,129 52,798 55,656 298.12 339.17
1株あたりの純利益(円)? 10,399 △6,271 2,802 28.63 40.32
自己資本比率(%)? 53.7 56.9 55.4 45.5 46.1
自己資本利益率(%)? 19.3 - 5.2 9.7 12.7

・リーマンショックの影響を受けて2009年2月期は赤字に転落しましたが、それ以降は成長路線へ。2013年2月期も売り上げ・利益ともに続伸の予想を出しており、今後も継続的な成長が期待できそうです。また、自己資本比率も50%近くあり、借入金に頼りすぎない経営ができています。

管理人からのコメント

 シンプロメンテ(6086)が上場する12月19日は、他にも3社のIPOがあります。ただ、この3社は東証1部と2部上場なので、人気的にはマザーズ上場のシンプロメンテが圧倒しそうです。しかし、前日に新規上場する4社は、ジャスダックとマザーズから上場することになっていますので、ここで投資資金がだいぶ持っていかれる懸念はあります。まぁそれでも、現在のこの盛り上がりなら初値高騰の可能性が高いでしょう。


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