リプロセル(4978)
(追記:2013年6月18日)
リプロセルの事業内容は「ヒトiPS細胞/ヒトES細胞の技術を基盤としたiPS細胞事業と臓器移植等に係わる臨床検査事業」となっています。市場は近年まれに見るほどの盛り上がりを見せていますし、山中教授のノーベル賞受賞で話題になっている「IPS細胞」を扱った事業ということもあり、初値は上がる可能性が高いでしょう。また、主幹事が「資金力に関係なく“1人1票”の完全平等抽選」を採用しているSMBC日興証券である点にも注目です。
基本情報
会社名 | リプロセル(4978) 【JASDAQグロース】 |
---|---|
会社URL | https://www.reprocell.com/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事) |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 2,570円 |
---|---|
仮条件 | 2,830円 ~ 3,200円 |
公募価格 | 3,200円 |
初値予想(独自) | − |
初値 | 17,800円 (公募価格比 +456.3%) |
・直近5年の業績(下部参照)を見てもお分かりいただけますように、現在はまだ製品の開発が中心で、利益が上がる体質ではありません。その点からすると、割安性はまったくないと言ってよいでしょう。
抽選申込期間 | 6月11日(火)~6月17日(月) |
---|---|
当選発表日 | 6月18日(火) |
購入申込期間 | 6月19日(水)~6月21日(金) |
上場日 | 6月26日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 642,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 849,200株 |
当選株数合計 | 1,491,200株 |
・当選株数は計1,491,200株。売買単位が100株なので、当たりは計14,912枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SMBC日興証券 | 80% | 1,037,700株 | 10,377枚 | 1,037枚 |
幹事 | SBI証券 | 8% | 103,700株 | 1,037枚 | 466枚 |
野村證券 | 6% | 77,800株 | 778枚 | 77枚 | |
みずほ証券 | 2% | 25,900株 | 259枚 | 25枚 | |
SMBC フレンド証券 |
1% | 12,900株 | 129枚 | 12枚 | |
岩井コスモ証券 | 1% | 12,900株 | 129枚 | 12枚 | |
いちよし証券 | 1% | 12,900株 | 129枚 | 12枚 | |
エース証券 | 1% | 12,900株 | 129枚 | 12枚 |
・主幹事のSMBC日興証券はもちろん、副幹事のSBI証券からも申し込んでおくと良いでしょう。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 |
---|---|
SBIインキュベーション | 11.49% |
ニプロ(株) | 11.36% |
中内 啓光 | 8.86% |
中辻 憲夫 | 8.86% |
ジャフコ産学共創2号投資事業有限責任組合 | 6.49% |
トランスサイエンス弐ビー号投資事業有限責任組合 | 5.17% |
横山 周史(社長) | 4.79% |
トランスサイエンス参号投資事業有限責任組合 | 3.92% |
バイオコンテンツ投資事業有限責任組合 | 3.84% |
淺井 文子 | 3.25% |
・大株主に対するロックアップは90日間で、公募価格から1.5倍で解除。
企業業績のデータ(5年分)
・見事なまでの赤字体質ですね…。これぞバイオベンチャーといったところでしょうか。ただ、山中教授が「IPS細胞」の研究でノーベル賞を取ってから、その将来性に期待して大量の資金がバイオベンチャーに流れており、株価も右肩上がりの上昇を続けています。割安性や安全性は皆無ですが、それをおぎなって余りある将来性があります。
管理人からのコメント
リプロセル(4978)に関しては将来性の一点勝負です。平常時の市場ではリスクも高いですが、今は世界的なカネ余り状態ですので、「IPS細胞」という話題性の高さがフルに働きます。大株主に関しては、ベンチャーキャピタルの割合が高いですが、公募価格から1.5倍以上にならないと売れません(ロックアップ)ので、そこまでは難なく上がるでしょう。とりあえず、主幹事・副幹事のSMBC日興証券・SBI証券からの申し込みはハズせません。
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む