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ネクステージ（3186）

　ネクステージは、「愛知を中心に中古車販売店を展開」している会社です。マザーズ上場の小型IPOで、人気化すると初値高騰が期待できる案件ですが、事業が中古車販売と新しさに欠けるため、爆発力は少し落ちるでしょうか。

基本情報

会社名	ネクステージ（3186）　【東証マザーズ】
会社URL	http://www.nextage.jp/
狙い目証券会社	SBI証券

IPO日程と価格決定（初値予想）

想定価格	1,500円
仮条件	1,500円 ～ 1,700円
公募価格	1,700円
初値予想（独自）	-
初値	2,011円　（公募価格比 +18.3％）

・公募価格1,700円は、2013年11月期の予想1株あたり利益192.59円の8.8倍。類似企業の水準も同程度となっており、そこまで割安感はありません。

IPOスケジュール

抽選申込期間	7月11日（木）～7月18日（木）
当選発表日	7月19日（金）
購入申込期間	7月22日（月）～7月25日（木）
上場日	7月30日（火）

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数	637,000株
売出株数（OA含む）	187,500株
当選株数合計	824,500株

・当選株数は計824,500株。売買単位が100株なので、当たりは計8,245枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト（管理人独自予想あり）

	証券会社名	割当率	割当株数	当選本数 （枚）	完全抽選本数 （予想）
主幹事	野村證券	80.04％	573,900株	5,739枚	573枚
幹事	東海東京証券	10.00％	71,700株	717枚	71枚
	三菱ＵＦＪ モルガン・ スタンレー証券	3.00％	21,500株	215枚	21枚
	みずほ証券	1.99％	14,300株	143枚	14枚
	SBI証券	1.99％	14,300株	143枚	64枚
	極東証券	0.99％	7,100株	71枚	7枚
	エース証券	0.99％	7,100株	71枚	7枚
	高木証券	0.99％	7,100株	71枚	7枚

・ネット証券だと、副幹事の東海東京証券、SBI証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど

株主名	比率
広田 靖治（社長）	37.87％
（株）SMN	36.87％
ティー・ハンズオン1号投資事業有限責任組合	14.75％
従業員持株会	2.09％
ティー・ハンズオンインベストメント（株）	1.47％
田中 一栄	0.96％
井野 貴文	0.88％
磯貝 哲也	0.88％
安藤 弘志	0.88％
細野 順三	0.37％

・社長の広田氏、（株）SMN、ベンチャーキャピタルのティー・ハンズオン1号投資事業有限責任組合などの上位株主に対し、90日間のロックアップ（公募価格から1.5倍で解除）。

企業業績のデータ（5年分）

	2008年 11月	2009年 11月	2010年 11月	2011年 11月	2012年 11月
売上高（百万円）	10,294	14,734	17,131	21,042	28,319
経常利益（百万円）	157	403	194	737	875
当期純利益（百万円）	188	248	92	418	483
純資産額 （百万円）	449	698	790	1,208	1,679
1株あたりの純資産額（円）	17,940	27,878	31,555	482.81	67091
1株あたりの純利益（円）	7,519	9,937	3,677	167.25	193.10
自己資本比率（％）	14.4	15.8	16.9	21.5	21.2
自己資本利益率（％）	53.0	43.4	12.4	41.9	33.5

※2012年11月期から連結決算
・ここ5年は毎期20％を超えるペースで売り上げを拡大しています。2013年11月期も30％超の売り上げ増を目指しており、成長スピードはおとろえることを知りません。今回のIPOによる資金調達で、更なる出店も可能となりますので、今後の成長にも期待が持てます。

管理人からのコメント

　ネクステージ（3186）という名前から、てっきりネット系のベンチャー企業を想像しましたが、中古車販売を事業とする会社だったんですね。ビジネスモデル自体は新鮮味に欠けますが、たたき出す数字はそこらへんのネット系企業を圧倒しており、初値が高騰しなかった場合は、売らずにそのまま持っておくのが良いでしょう。そういう意味では、リスクの低いIPO案件と言えます。ネット証券だと、 SBI証券から申し込みできます。