協立情報通信(3670)

 協立情報通信の事業内容は、「官公庁および企業を対象とした,情報と通信のソリューションサービスの提供、ドコモショップ店舗の運営」で、JASDAQ上場の小型案件となっています。事業自体は既に一般的となっており、とくに真新しさはありません。案件自体に初値が高騰する要因はないように思いますが、現在の活況を受けてそれなりの上昇が期待できそうです。

協立情報通信のホームページ画像
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価
○ b


基本情報

会社名 協立情報通信(3670) 【JASDAQスタンダード】
会社URL http://www.kccnet.co.jp/
狙い目証券会社 SBI証券マネックス証券カブドットコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,650円
仮条件? 1,450円 ~ 1,500円
公募価格? 1,500円
初値予想(独自) -
初値? 5,000円(公募価格比 +233.3%)

・想定価格1,650円に対するPERは9.4倍(2013年2月期の予想1株あたり利益176円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月1日(金)~2月7日(木)
当選発表日? 2月8日(金)
購入申込期間? 2月12日(火)~2月15日(金)
上場日? 2月20日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 150,000株
売出株数(OA含む)? 252,500株
当選株数合計 402,500株

・当選株数は計402,500株。売買単位が100株なので、当たりは計4,025枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 みずほ証券 83.00% 290,500株 2,905枚 290枚
幹事 三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
カブドットコム
証券
を含む)
6.00% 21,000株 210枚 21枚
岡三証券 3.00% 10,500株 105枚 10枚
SBI証券 2.00% 7,000株 70枚 31枚
SMBC
フレンド証券
2.00% 7,000株 70枚 7枚
いちよし証券 2.00% 7,000株 70枚 7枚
マネックス証券 1.00% 3,500株 35枚 35枚

・主幹事以外だと、SBI証券マネックス証券カブドットコム証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
佐々木 茂則(社長) 46.53%
日茂(株 30.63%
協立情報通信(株) 17.36%
佐々木 綾子 2.65%
久野 武男 0.94%
佐々木 そのみ 0.65%
佐々木 道人 0.57%
山田 信彦 0.12%
石崎 典夫 0.08%
長谷川 浩 0.08%

・上位株主陣に対して180日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2008年
2月
2009年
2月
2010年
2月
2011年
2月
2012年
2月
売上高(百万円)? 5,991 5,223 4,244 4,129 4,272
経常利益(百万円)? 450 250 231 82 238
当期純利益(百万円)? 170 96 △159 25 105
純資産額 (百万円)? 2,253 1,944 2,191 2,050 1,991
1株あたりの純資産額(円)? 1,438 1,557 866.69 910.57 1,130
1株あたりの純利益(円)? 427.43 242.14 △430.38 76.88 318.35
自己資本比率(%)? 25.5 32.1 13.1 14.7 18.7
自己資本利益率(%)? 33.7 16.2 - 8.7 31.2

・一定の売上は期待できるのですが、成長性はあまり望めないように感じます。現在の利益水準に対する想定価格は適正といえる水準ですから、純粋な投資対象としてはそれほど魅力的ではありません。

管理人からのコメント

 協立情報通信(3670)、普段の相場なら、とても初値が切り上がっていくイメージを持てませんが、現在のこの活況ぶりであれば、それなりのリターンが期待できそうです。とりあえず、公募割れするようなことはないと思いますから、資金に余裕があれば積極的に当選を狙っていきましょう。ネット証券であれば、SBI証券マネックス証券カブドットコム証券ら申し込みが可能です。


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