イーグランド(3294)
イーグランドは、「中古住宅の再生」を事業としています。いっときより不動産の話題性がしぼんでしまったのは残念ですが、それでもジャスダック上場の小型銘柄ということもあり、人気を集めそうです。ただ、同日にあと3社が新規上場を予定しており、資金が分散してしまうため、初値が爆発的に高騰するようなことはなさそうです。
基本情報
会社名 | イーグランド(3294) 【JASDAQスタンダード】 |
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会社URL | http://www.e-grand.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 3,030円 |
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仮条件 | 3,030円 ~ 3,300円 |
公募価格 | 3,300円 |
初値予想(独自) | - |
初値 | 4,200円 (公募価格比 +27.3%) |
・公募価格3,300円は、2014年3月期の予想1株あたり利益343.37円の9.6倍。同業他社も10倍程度になっており、公募価格は妥当な水準と言えます。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 11月29日(金)~12月5日(木) |
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当選発表日 | 12月6日(金) |
購入申込期間 | 12月10日(火)~12月13日(金) |
上場日 | 12月18日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 250,000株 |
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売出株数(OA含む) | 152,500株 |
当選株数合計 | 402,500株 |
・当選株数は計402,500株。売買単位が100株なので、当たりは計4,025枚。
・当選本数は少なく、当たりにくくなっています。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
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主幹事 | みずほ証券 | 85% | 297,500株 | 2,975枚 | 297枚 |
幹事 | 野村證券 | 5% | 17,500株 | 175枚 | 17枚 |
いちよし証券 | 5% | 17,500株 | 175枚 | 26枚 | |
SMBC日興証券 | 2% | 7,000株 | 70枚 | 7枚 | |
SBI証券 | 1% | 3,500株 | 35枚 | 15枚 | |
マネックス証券 | 1% | 3,500株 | 35枚 | 35枚 | |
岩井コスモ証券 | 1% | 3,500株 | 35枚 | 3枚 |
・主幹事以外だと、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券から当選のチャンス。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 |
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江口 久(社長) | 38.91% |
信金キャピタル二号投資事業有限責任組合 | 7.70% |
江口 惠津子 | 5.78% |
(株)新生銀行 | 4.62% |
江口 直宏 | 3.85% |
千田 美穂 | 3.85% |
山本 香菜 | 3.85% |
ジャフコV2共有投資事業有限責任組合 | 3.70% |
(株)ジューテック | 3.08% |
佐々木 洋 | 2.62% |
・大株主に対するロックアップは90日間で、公募価格から1.5倍で解除。
企業業績のデータ(5年分)
・業績はあまり安定していませんね。売り上げも景気に応じて上下しているようですし、事業の継続的な成長はあまり期待できなさそうです。不動産業なので当たり前なのですが、自己資本比率が30%程度と低く、借入金に頼った経営をしています。そのため、将来的に金利が上昇してくると、コスト負担が大きくなり、業績が圧迫されます。
管理人からのコメント
少し上場のタイミングが遅い気がしますね。2012年11月に政権が交代してから、将来のインフレを期待して不動産株が買われてきましたが、5月以降はよこばいに推移しており、一時期の勢いはなくなってしまいました。イーグランド(3294)自体は光り輝くものを感じませんし、上場環境もよくありませんので、正直、初値が高騰するイメージは持てません。ただ、それでもジャスダック上場の小型銘柄ということで、ある程度の買いは集まりそうです。
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