ハピネス・アンド・ディ(3174)

ハピネス・アンド・ディの事業内容は、「インポートブランド品の販売を中心としたセレクトショップ『ブランドショップ ハピネス』の運営」で、ジャスダック上場の小型案件となっています。オンラインストアも運営していますが、店舗販売がメインでしょうから、ネットビジネスとして買われることはなさそうです。

ハピネス・アンド・ディのホームページ画像
成長性 割安性
○ ○
話題性 総合評価
○ c


基本情報

会社名 ハピネス・アンド・ディ(3174) 【JASDAQスタンダード】
会社URL http://www.happiness-d.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券マネックス証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,900円
仮条件? 1,750円 ~ 1,900円
公募価格? 1,900円
初値予想(独自) -
初値? 2,202円(公募価格比 +15.9%)

・想定価格1,900円に対するPERは6.2倍(2012年8月期の予想1株あたり利益308.22円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月5日(火)~6月11日(月)
当選発表日? 6月12日(火)
購入申込期間? 6月14日(木)~6月19日(火)
上場日? 6月22日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 300,000株
売出株数(OA含む)? 45,000株
当選株数合計 345,000株

・当選株数は計345,000株。売買単位が100株なので、当たりは計3,450枚
・当選本数は少なく、当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 みずほ
インベスター
証券
80.00% 240,000株 2,400枚 240枚
幹事 SMBC日興証券 7.00% 21,000株 2,10枚 21枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
3.00% 9,000株 90枚 9枚
ちばぎん証券 3.00% 9,000株 90枚 9枚
SBI証券 2.00% 6,000株 60枚 27枚
マネックス証券 2.00% 6,000株 60枚 60枚
SMBC
フレンド証券
2.00% 6,000株 60枚 6枚
アイザワ証券 1.00% 3,000株 30枚 3枚

・主幹事以外だと、副幹事のSMBC日興証券SBI証券マネックス証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
田 泰夫(社長) 54.93%
田 篤史 31.52%
田 啓子 4.35%
田 裕行 4.35%
井上 知恵子 4.35%
従業員持ち株会 0.50%

・大株主に対して90日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2007年
8月
2008年
8月
2009年
8月
2010年
8月
2011年
8月
売上高(百万円)? 10,939 12,841 11,883 12,876 13,833
経常利益(百万円)? 144 △50 △116 160 379
当期純利益(百万円)? 79 △60 △337 206 216
純資産額 (百万円)? 804 739 398 603 818
1株あたりの純資産額(円)? 174,917 160,659 86,711 131,107 177,933
1株あたりの純利益(円)? 17,256 △13,082 △73,268 44,967 47,145
自己資本比率(%)? 15.3 10.3 7.0 11.3 13.2
自己資本利益率(%)? 10.3 - - 41.2 30.5

・ブランド品の販売だけあって、業績は景気の影響を大きく受けているようですね。リーマンショックから徐々に持ち直しつつありますが、東日本大震災の影響もあり、今後の景気が上向くかは微妙なところです。IPOで得た資金は新規出店費用に充てる予定ですので、順調に黒字化できれば、その分の伸びが期待できます。

管理人からのコメント

ハピネス・アンド・ディ(3174)、全体的な印象は、当たり障りのない案件といったところでしょうか。手ごろな規模感、適度な割安感、それなりの成長期待がそろっていますので、公募割れの可能性は低く、ある程度の上昇が期待できそうです。当選を狙うなら、副幹事のSMBC日興証券マネックス証券が1人1票制を採用していて狙い目です。SBI証券金額に応じて抽選権が与えられますので、余力があればこちらに回しましょう。


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