エニグモ(3665)

 エニグモの事業内容は「ソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」をの企画・運営」となっています。マザーズ上場の超小型案件で、ネットビジネスとなれば、初値高騰の条件は整っています。ただ、業績が不安定で頭打ち気味なので、そこが足を引っ張る可能性はあります。

エニグモのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価
○ b


基本情報

会社名 エニグモ(3665) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.enigmo.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,550円
仮条件? 1,550円 ~ 1,750円
公募価格? 1,550円
初値予想(独自) -
初値? 4,030円(公募価格比 +130.3%)

・想定価格1,550円に対するPERは10.7倍(2013年1月期の予想1株あたり利益145.24円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 7月5日(木)~7月11日(水)
当選発表日? 7月12日(木)
購入申込期間? 7月17日(火)~7月20日(金)
上場日? 7月24日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 120,000株
売出株数(OA含む)? 78,300株
当選株数合計 198,300株

・当選株数は計198,300株。売買単位が100株なので、当たりは計1,983枚
・当選本数はかなり少なく、非常に当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 大和証券 85.10% 146,800株 1,468枚 220枚
幹事 三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
5.04% 8,700株 87枚 8枚
SMBC日興証券 1.97% 3,400株 34枚 3枚
東海東京証券 1.97% 3,400株 34枚 3枚
いちよし証券 1.97% 3,400株 34枚 5枚
高木証券 1.97% 3,400株 34枚 3枚
岩井コスモ証券 0.99% 1,700株 17枚 1枚
アイザワ証券 0.99% 1,700株 17枚 1枚

・主幹事以外だと、SMBC日興証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
ソネットエンタテインメント 24.83%
須田 将啓(共同社長) 14.30%
田中 禎人(共同社長) 14.30%
安藤 英男 10.43%
藤井 真人 3.68%
ジャフコV1-B号 2.71%
日本政策投資銀行 2.48%
松田 竹生 1.99%
新生銀行 1.94%
ジャフコV1-A号 1.61%

・ベンチャーキャピタルを含む主要大株主に対して180日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。

企業業績のデータ(5年分)


  2008年
1月
2009年
1月
2010年
1月
2011年
1月
2012年
1月
売上高(百万円)? 407 710 656 920 851
経常利益(百万円)? △126 38 △130 84 206
当期純利益(百万円)? △136 24 △176 157 246
純資産額 (百万円)? 350 374 186 352 631
1株あたりの純資産額(円)? 18,076 19.83 6.51 17.39 42.16
1株あたりの純利益(円)? △10,026 1.76 △12.71 10.83 16.65
自己資本比率(%)? 76.0 61.3 44.4 49.0 56.1
自己資本利益率(%)? - 6.8 - 58.5 50.1

※2009年1月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
・売上、利益ともに安定していません。また、直近5年の業績推移を見る限り、売上は頭打ち気味です。IPOで得た資金は、人材採用やサーバーの強化、広告宣伝などに充てる予定ですが、これが売上、利益増加に繋がるかは不明です。

管理人からのコメント

 エニグモ(3665)、公開株数がこれだけ少なくてロックアップもしっかりかかっているとなれば、よっぽどの事が無い限り、初値は高騰すると思いますが、いかんせん業績が不安定で、これがどれだけのマイナス材料として見られるか分かりません。ただ、それでも初値はある程度上昇してくれるとは思います。ネット証券では、1人1票制のSMBC日興証券から申し込みが可能となっていますので、積極的に狙っていきましょう。


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