チャーム・ケア・コーポレーション(6062)

チャーム・ケア・コーポレーションの事業内容は、「施設介護を中心とした介護サービス事業等」で、ジャスダック上場の小型案件となっています。介護事業は国が支援していることもあり、ある程度注目を集めそうですが、事業自体に新規性はありませんので、それがどこまで買い需要につながるかは不明です。

チャーム・ケア・コーポレーションのホームページ画像
成長性 割安性
△ ◎
話題性 総合評価
○ c


基本情報

会社名 チャーム・ケア・コーポレーション(6062) 【JASDAQスタンダード】
会社URL http://www.charmcc.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 950円
仮条件? 900円 ~ 950円
公募価格? 950円
初値予想(独自) -
初値? 1,000円(公募価格比 +5.3%)

・想定価格950円に対するPERは5.6倍(2012年6月期の予想1株あたり利益168.92円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 4月11日(水)~4月17日(火)
当選発表日? 4月18日(水)
購入申込期間? 4月20日(金)~4月25日(水)
上場日? 4月27日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 300,000株
売出株数(OA含む)? 390,000株
当選株数合計 690,000株

・当選株数は計690,000株。売買単位が100株なので、当たりは計6,900枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 大和証券 81.00% 486,000株 4,860枚 729枚
幹事 SMBC日興証券 8.00% 48,000株 480枚 48枚
みずほ証券 4.00% 24,000株 240枚 24枚
岡三証券 2.50% 15,000株 150枚 15枚
高木証券 2.00% 12,000株 120枚 12枚
SBI証券 1.50% 9,000株 90枚 40枚
エース証券 1.00% 6,000株 60枚 6枚

・主幹事以外だと、副幹事のSMBC日興証券SBI証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
下村 隆彦(社長) 54.05%
エス・ティー・ケー 45.05%
中島 保之 0.16%
五條 久徳 0.16%
従業員持ち株会 0.11%
小梶 史朗 0.05%
横山 滋樹 0.05%
古賀 祐二 0.05%
吉田 耕一 0.05%
内藤 義久 0.05%

・社長の下村氏、エス・ティー・ケーに対して180日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2007年
6月
2008年
6月
2009年
6月
2010年
6月
2011年
6月
売上高(百万円)? 1,172 1,775 2,280 2,944 3,971
経常利益(百万円)? 73 134 84 136 429
当期純利益(百万円)? 12 137 32 60 165
純資産額 (百万円)? △145 △6 125 186 352
1株あたりの純資産額(円)? △725,218 △3,156 5,656 8,385 15,857
1株あたりの純利益(円)? 60,091 67,983 2,345 2,728 7,471
自己資本比率(%)? △6.2 △0.2 2.1 2.4 4.4
自己資本利益率(%)? - - 54.8 38.9 61.6

・急激に売上を拡大していますが、2012年12月期第2四半期の売上2,156百万円を見る限り、その拡大ペースは鈍化しています。ただ、IPOで得た資金を新設の介護付き有料老人ホームに充てる予定ですので、その分の成長は期待できるでしょう。

管理人からのコメント

チャーム・ケア・コーポレーション、関西を基盤としているため、地方企業として認識されるときびしいでしょう。ただ、割安性・将来性の面から、公募割れするような案件ではないと思いますので、当選を狙っていきましょう。ネット証券では、副幹事をつとめているSMBC日興証券が1人1票制を採用しているためおすすめです。資金に余裕があれば、金額に応じて抽選権が与えられるSBI証券からも申し込みましょう。


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