シンバイオ製薬(4582)
シンバイオ製薬の事業内容は「特定疾病領域(がん・血液・自己免疫疾患)における医薬品の開発及び商業化」で、ジャスダック上場の中型案件となっています。黒字転換の可能性があるものの、やはり今の相場で赤字続きのバイオベンチャーが買いを集めることはむずかしいでしょう。総合評価は「D」としました。
基本情報
会社名 | シンバイオ製薬(4582) 【JASDAQグロース】 |
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会社URL | http://www.symbiopharma.com/ |
狙い目証券会社 | SBI証券、カブドットコム証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 560円 |
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仮条件 | 460円 ~ 560円 |
公募価格 | 560円 |
初値予想(独自) | - |
初値 | 450円(公募価格比 -19.6%) |
・想定価格560円に対するPERは計測不能(2010年12月期の純利益が赤字のため)。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 10月3日(月)~10月7日(金) |
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当選発表日 | 10月11日(火) |
購入申込期間 | 10月12日(水)~10月17日(月) |
上場日 | 10月20日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 5,100,000株 |
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売出株数(OA含む) | 765,000株 |
当選株数合計 | 5,865,000株 |
・当選株数は計5,865,000株。売買単位が100株なので、当たりは計58,650枚。
・当選本数は多く、当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
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主幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 (カブドットコム 証券を含む) |
75.00% | 3,825,000株 | 38,250枚 | 3,825枚 |
幹事 | 野村證券 | 10.00% | 510,000株 | 5,100枚 | 510枚 |
SMBC フレンド証券 |
4.00% | 204,000株 | 2,040枚 | 204枚 | |
いちよし証券 | 4.00% | 204,000株 | 2,040枚 | 204枚 | |
みずほ証券 | 3.00% | 153,000株 | 1,530枚 | 153枚 | |
高木証券 | 2.00% | 102,000株 | 1,020枚 | 102枚 | |
SBI証券 | 1.00% | 51,000株 | 510枚 | 229枚 | |
JPモルガン証券 | 1.00% | 51,000株 | 510枚 | 51枚 |
・主幹事以外だと、SBI証券、カブドットコム証券から当選のチャンス。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 |
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吉田 文紀(社長) | 22.65% |
Cephalon | 15.43% |
ジャフコV2共有 | 13.76% |
エーザイ | 4.97% |
早稲田1号 | 4.08% |
早稲田グローバル1号 | 2.98% |
NIFSMBC-V2006S3 | 1.80% |
TNPオンザロード1号 | 1.51% |
ジャフコV2-W | 1.37% |
第一三共 | 1.19% |
・主要大株主に対し、180日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。
企業業績のデータ(5年分)
・2008年12月期に黒字転換しましたが、そのあとは再び赤字に転換しています。2011年12月期も引き続き赤字幅を拡大させており、将来の光はなかなか見えてきません。IPOで得た資金は、各種試験およびマイルストンの支払いに充てる予定です。
管理人からのコメント
シンバイオ製薬(4582)、一時的にしろ黒字転換しているので、赤字続きのバイオベンチャーよりは買いを集めることができるでしょうが、それでも初値を上昇させるほどの買いが入るとは思えません。今は相場が冷え切っていますので、このようなチャレンジは控えた方がよいでしょう。当選を狙うなら、SBI証券、カブドットコム証券から申し込みが可能となっています。
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