ラクオリア創薬(4579)

 ラクオリア創薬の事業内容は「医薬品の研究開発及び開発化合物等の知的財産の導出」で、ジャスダック上場の大型寄りの中型案件です。今は相場が冷えていることもあり、この規模のバイオベンチャーの初値を押し上げるほどの買いを期待するのはむずかしいでしょう。総合評価は「D」としました。

ラクオリア創薬のホームページ画像
成長性 割安性
△
話題性 総合評価
△ d


基本情報

会社名 ラクオリア創薬(4579) 【JASDAQグロース】
会社URL http://www.raqualia.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,600円
仮条件? 1,550円 ~ 1,600円
公募価格? 1,600円
初値予想(独自) -
初値? 1,480円(公募価格比 -7.5%)

・想定価格1,600円に対するPERは計測不能(2010年12月期の純利益が赤字のため)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 7月1日(金)~7月7日(木)
当選発表日? 7月8日(金)
購入申込期間? 7月12日(火)~7月15日(金)
上場日? 7月20日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 4,000,000株
売出株数(OA含む)? 600,000株
当選株数合計 4,600,000株

・当選株数は計4,600,000株。売買単位が100株なので、当たりは計46,000枚
・当選本数は多い方で、やや当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 大和証券 75.00% 3,000,000株 30,000枚 4,500枚
幹事 野村證券 10.00% 400,000株 4,000枚 400枚
SMBC日興証券 3.00% 120,000株 1,200枚 120枚
みずほ証券 3.00% 120,000株 1,200枚 120枚
SBI証券 1.00% 40,000株 400枚 180枚
エース証券 1.00% 40,000株 400枚 40枚
アイザワ証券 1.00% 40,000株 400枚 40枚
いちよし証券 1.00% 40,000株 400枚 60枚
東海東京証券 1.00% 40,000株 400枚 40枚
SMBC
フレンド証券
1.00% 40,000株 400枚 40枚
岡三証券 1.00% 40,000株 400枚 40枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
カブドットコム
証券
を含む)
1.00% 40,000株 400枚 40枚
JPモルガン証券 1.00% 40,000株 400枚 40枚

・主幹事以外だと、SMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
CIP V Japan 24.30%
NIFSMBC-V2006S3 19.42%
ファイザー 18.76%
NIFSMBC-V2006S1 11.65%
ジャフコ・スーパーV3共有 3.39%
長久 厚(社長) 2.67%
JKPE(同) 2.54%
ユーテック一号 2.54%
コラボ産学官ファンド 1.69%
ラルク&ハヤテ 1.52%

・大株主に対し、180日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2007年
12月
2008年
12月
2009年
12月
2010年
12月
2011年12月
(第1四半期)
売上高(百万円)? - - - 1,186 (602)
経常利益(百万円)? - △2,903 △2,638 △1,295 (14)
当期純利益(百万円)? - △2,899 △2,642 △1,307 (13)
純資産額 (百万円)? - 6,522 3,879 4,191 (4,214)
1株あたりの純資産額(円)? - △2,889,749 △5,532,076 180,902 (454.73)
1株あたりの純利益(円)? - △4,207,536 △2,642,327 △261,094 (1.49)
自己資本比率(%)? - 97.5 94.4 94.0 (94.9)
自己資本利益率(%)? - - - - (0.3)

※2011年12月期以降、株式1株につき400株の分割を反映。
・創業から間もないこともあり、ようやく売り上げが上がりだした段階です。過去の業績から見れば、とても買えるような銘柄ではありません。IPOで得た資金は、全額を研究開発に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ラクオリア創薬(4579)、上場するタイミングがとにかく悪いです。赤字垂れ流しのバイオベンチャーは、相場が活況でないと公募割れする可能性が非常に高いです。そして、今は東日本大震災で投資家のメンタルが冷え切っており、とても買いが入るような状況ではありません。スルーするのが無難でしょう。当選を狙うなら、SMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券から申し込みが可能となっています。


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