菊池製作所(3444)

 菊池製作所の事業内容は「精密板金技術、各種成形技術、アルミホットダイカスト技術、プレス技術、機械加工技術等を用いた試作品、金型並びに量産品の製造」で、ジャスダック上場の中型案件となっています。事業に新規性を感じず、人気化は期待しづらいでしょう。総合評価は「C」としました。

菊池製作所のホームページ画像
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価
△ c


基本情報

会社名 菊池製作所(3444) 【JASDAQスタンダード】
会社URL http://www.kikuchiseisakusho.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,070円
仮条件? 1,050円 ~ 1,100円
公募価格? 1,100円
初値予想(独自) -
初値? 1,150円(公募価格比 +4.5%)

・想定価格1,070円に対するPERは11.9倍(2011年4月期の純利益326百万円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 10月12日(水)~10月18日(火)
当選発表日? 10月19日(水)
購入申込期間? 10月20日(木)~10月25日(火)
上場日? 10月28日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 300,000株
売出株数(OA含む)? 505,000株
当選株数合計 805,000株

・当選株数は計805,000株。売買単位が100株なので、当たりは計8,050枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 野村證券 80.00% 560,000株 5,600枚 560枚
幹事 三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
8.00% 56,000株 560枚 56枚
大和証券 2.00% 14,000株 140枚 21枚
SMBC日興証券 2.00% 14,000株 140枚 14枚
岡三証券 2.00% 14,000株 140枚 14枚
みずほ
インベスターズ
証券
2.00% 14,000株 140枚 14枚
東海東京証券 2.00% 14,000株 140枚 14枚
SMBC
フレンド証券
1.00% 7,000株 70枚 7枚
高木証券 1.00% 7,000株 70枚 7枚

・主幹事以外だと、SMBC日興証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
菊池 功(社長) 47.39%
菊池 美代 14.89%
菊池 昭夫 11.73%
斎藤 恵美子 11.73%
従業員持ち株会 6.14%
斎藤 弘己 4.51%
加藤 正博 0.30%
小野寺 努 0.29%
橋本 吉則 0.27%
原田 義宗 0.27%

・大株主に対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。

企業業績のデータ(5年分)


  2007年
4月
2008年
4月
2009年
4月
2010年
4月
2011年
4月
売上高(百万円)? 5,708 7,339 6,285 5,358 6,579
経常利益(百万円)? 829 1,287 573 320 681
当期純利益(百万円)? 405 703 407 264 326
純資産額 (百万円)? 3,084 3,654 3,947 4,407 4,632
1株あたりの純資産額(円)? 939.49 1,113 1,187 1,326 1,393
1株あたりの純利益(円)? 123.56 214.30 124.15 79.47 98.22
自己資本比率(%)? 52.0 53.2 65.1 67.6 63.7
自己資本利益率(%)? 14.0 20.9 10.7 6.2 7.2

※2009年4月期まで単独決算。2010年4月期から連結決算。
・業種的に景気の影響を大きく受けやすいこともあり、リーマンショックを機に業績が悪化しましたが、今は持ち直してきています。IPOで得た資金は、アルミホットダイカスト装置、マイクロ流体デバイス等の自社製品創出のための研究開発に充てる予定です。

管理人からのコメント

 菊池製作所(3444)、相場の雰囲気が良くないだけに、人気化要素が足りないのは気になるところ。想定価格の水準も決して低いというわけではないので、初値の大幅上昇は期待しづらいでしょう。無理に当選を狙う必要はないと思いますが、当選を狙うなら、SMBC日興証券から申し込みが可能となっています。


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