ジャパンマテリアル(6055)

 ジャパンマテリアルの事業内容は「エレクトロニクス関連事業およびグラフィックスソリューション事業」で、東証2部上場の中型案件となっています。事業分野に関してはとくに真新しさはなく、人気化することもないでしょう。総合評価は「C」としました。

ジャパンマテリアルのホームページ画像
成長性 割安性
○ ○
話題性 総合評価
△ c


基本情報

会社名 ジャパンマテリアル(6055) 【東証2部】
会社URL http://www.j-material.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券カブドットコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,900円
仮条件? 2,500円 ~ 2,800円
公募価格? 2,650円
初値予想(独自) -
初値? 2,440円(公募価格比 -7.9%)

・想定価格2,900円に対するPERは11.0倍(2011年3月期の純利益700百万円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 12月1日(木)~12月7日(水)
当選発表日? 12月8日(木)
購入申込期間? 12月9日(金)~12月14日(水)
上場日? 12月19日(月)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 270,000株
売出株数(OA含む)? 399,400株
当選株数合計 669,400株

・当選株数は計669,400株。売買単位が100株なので、当たりは計6,694枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 東海東京証券 80.04% 465,900株 4,659枚 465枚
幹事 野村證券 8.98% 52,300株 523枚 52枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
カブドットコム
証券
を含む)
5.00% 29,100株 291枚 29枚
みずほ証券 2.99% 17,400株 174枚 17枚
SMBC日興証券 1.99% 11,600株 116枚 11枚
岡三証券 1.00% 5,800株 58枚 5枚

・ネット証券では、SMBC日興証券カブドットコム証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
田中 久男(社長) 23.68%
田中 智和 18.52%
従業員持ち株会 7.86%
為国 正人 7.58%
喜多 照幸 6.59%
伊藤 徳一 6.30%
指野 俊浩 3.02%
佐々木 弘明 2.91%
東芝 2.52%
百五銀行 2.52%
滝口 勝彦 2.52%
石井 国義 2.52%

・大株主に対して180日間のロックアップd。

企業業績のデータ(5年分)


  2007年
3月
2008年
3月
2009年
3月
2010年
3月
2011年
3月
売上高(百万円)? 4,670 6,557 5,679 6,651 8,067
経常利益(百万円)? 1,066 2,226 869 417 1,187
当期純利益(百万円)? 639 1,653 725 385 700
純資産額 (百万円)? 2,020 3,744 4,350 5,197 5,782
1株あたりの純資産額(円)? 2,791,257 4,837 5,479 6,546 7,283
1株あたりの純利益(円)? 883,492 2,158 935.92 485.64 882.09
自己資本比率(%)? 37.7 54.6 80.2 74.4 71.8
自己資本利益率(%)? 42.2 57.4 17.9 7.6 12.8

※2009年3月期まで単独決算。2010年3月期から連結決算。
※2008年3月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
・リーマンショックで一時的に落ち込んだものの、売り上げは右肩上がりに推移しています。利益率に関してはやや鈍化しており、今後の継続的な利益拡大には不透明な部分があります。IPOで得た資金は、事務所の新設、本社工場の拡充、基幹システムへの設備投資、今後の事業拡大のための資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ジャパンマテリアル(6055)、電子機器の製造過程の一端をになっている企業だけに、業績は景気の影響を大きく受けています。ただ、売り上げは景気に関係なく伸びており、採算性をキープできるのであれば、利益もその分増えていきそうです。ネット証券ではSMBC日興証券カブドットコム証券から申し込みが可能となっています。


↑