ブレインパッド(3655)

 ブレインパッドの事業内容は「アナリティクス事業、ソリューション事業、ASP関連事業」で、マザーズ上場の小型案件となっています。「企業に蓄積されたデータを分析して有用なアドバイスをおこなう」という新規性の高いビジネスモデルということもあり、注目度は高いです。初値高騰も十分に期待できるでしょう。総合評価は「A」としました。

成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価
◎ a


基本情報

会社名 ブレインパッド(3655) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.brainpad.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券マネックス証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,010円
仮条件? 2,100円 ~ 2,200円
公募価格? 2,200円
初値予想(独自) -
初値? 6,350円(公募価格比 +188.6%)

・想定価格2,010円に対するPERは47.3倍(2010年6月期の純利益44百万円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 9月5日(月)~9月9日(金)
当選発表日? 9月12日(月)
購入申込期間? 9月13日(火)~9月16日(金)
上場日? 9月22日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 190,000株
売出株数(OA含む)? 120,500株
当選株数合計 310,500株

・当選株数は計310,500株。売買単位が100株なので、当たりは計3,105枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 野村證券 85.00% 229,500株 2,295枚 229枚
幹事 SMBC日興証券 10.00% 27,000株 270枚 27枚
SBI証券 4.00% 10,800株 108枚 48枚
マネックス証券 1.00% 2,700株 27枚 27枚

・主幹事以外だと、副幹事のSMBC日興証券SBI証券マネックス証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
草野 隆史(社長) 36.99%
佐藤 清之輔 21.94%
ディシプリン 8.92%
丹沢 良太 5.58%
アイレップ 5.00%
ジャフコV1-B号 4.73%
ジャフコV1-スター 2.68%
上平 徹 2.23%
ジャフコ・グレートエンジェルファンド1号 1.96%
ジャフコV1-A号 1.78%

・大株主に対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。

企業業績のデータ(5年分)


  2008年
6月
2007年
6月
2008年
6月
2009年
6月
2010年
6月
売上高(百万円)? 130 368 420 646 906
経常利益(百万円)? △44 24 4 58 73
当期純利益(百万円)? △44 19 4 41 44
純資産額 (百万円)? 40 100 136 177 222
1株あたりの純資産額(円)? 60,308 13,003 16,051 20,882 26,072
1株あたりの純利益(円)? △75,289 2,684 564.75 4,831 5,189
自己資本比率(%)? 41.1 44.1 50.8 54.1 49.3
自己資本利益率(%)? - 28.2 3.7 26.2 22.1

・リーマンショックで一時的に利益が落ち込んだものの、基本的に売上とともに右肩上がりで推移しています。自己資本比率も50%と高く、資金繰りの面でも安全と言えるでしょう。IPOで得た資金は、データマイニングおよび最適化にかかる研究開発のための設備投資、ソフトウェアの購入・開発に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ブレインパッド(3655)、マザーズ上場の小型案件で、新規性の高いビジネスモデル、加えて、当選本数が少なく需給的にも問題なしとなれば、初値が上がらない理由はありません。一般個人にやさしいネット証券での取り扱いも多いため、積極的に当選を狙っていきましょう。1人1票制を採用している副幹事のSMBC日興証券はもちろん、SBI証券マネックス証券からも申し込みましょう。


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