トップページ > コラム > 一般NISAに「積み立て型」が加わり、2024年以降も延長へ!
本日、2019年11月29日に、政府・与党が「少額投資非課税制度(NISA)」の一つである「一般NISA」を刷新する方針を固めた。との報道がありました。2024年以降も新制度でNISAが継続しそうです!
一般NISAは2014年からはじまり、2023年までの期限付き制度でした。これまで「2024年以降延長はしない」とされてきましたが、つみたてNISAの実質的な延長に続き、一般NISAでも延長が決まりそうです。
報道によると、2024年以降は「5年間・120万円」の非課税枠は維持しつつ、積み立て型を新設する方向です。
積み立て型では、リスクの低い投資信託などに商品が限られるので、つみたてNISAに近い性質になりそうです。ただし、上限金額が多く、運用期間が短くなるため、つみたてNISAとは違った商品選択が必要になるでしょう。将来的には、一般NISAとつみたてNISAの一本化も検討されています。
(2019年12月11日追記)
12月9日の続報で、新制度の構想が明らかになりました。
①投資信託などリスクの低い資産限定の「20万円」
②現行のNISAとほぼ同じ投資対象の「102万円」
以上の2階建てになるようです。原則として、①への投資をした人のみが②へ投資できるようになる予定です。5年間で610万円の非課税枠と現行より10万円増えますが、安定資産への投資が必須になるので、株だけで運用していた人には実質の減額となりそうです。
引き続きIPOでも活用できる可能性は高いです!
「従来型に加えて」、「積み立て型を新設」ということで、株式に投資できる従来型も残りそうですね。
詳細は続報が入り次第追記していきます。
NISA口座の活用について、くわしくはこちら→ 「IPO株の攻略・裏ワザ8 NISA口座を使って、売買益を非課税にする」
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