トップページ > コラム > 松井証券はIPOに当たらない?東京メトロで当選しました
「松井証券はIPOに当たらない」と思って、IPOの抽選に申し込むのをやめてしまっていませんか?たしかに当たらない時期が続くと、あきらめてしまいそうになるのも無理はありません。なんと言っても、松井証券は事前入金なしでIPOの抽選に申し込めますので、それだけ抽選で競争する相手も多くなります。そのため、「当たらない」ことが続いてしまうこともあります。そんな松井証券ですが、中にはかなり当たりやすい狙い目のIPOがあります!
それはずばり、人気の大型IPOです!たとえば、2024年10月23日に上場した東京地下鉄[東京メトロ](9023)です。当サイト管理人のひっきーさんも100株当選しています。
<松井証券での当選画像>
東京地下鉄[東京メトロ](想定時価総額6,391億円、吸収金額3,195億円)のIPO株の松井証券への割り当て株数は805,000本で、そのうち1人1票の完全平等抽選の抽選本数(予想)が5,071本でした。ちなみに、東京地下鉄[東京メトロ]の前日に上場したSchoo(想定時価総額67億円、吸収金額36億円)のIPOの松井証券への完全平等抽選の抽選本数(予想)は170本です。東京地下鉄[東京メトロ]の方が当選本数が30倍近く多いです。
松井証券は事前入金なしでIPOの抽選に申し込めますので、松井証券が幹事をつとめているIPOが出た場合、多くの方が抽選に申し込んでいると思われます。ですので、申込人数はどのIPOでも、そこまで大きくは変わらないと思います。大きく変わるのは抽選本数です。つまり、抽選本数が多い大型IPOほど、当選確率(抽選本数÷申込人数)が高くなるのです。
ただし、ここでひとつ注意が必要です。大型IPOは抽選本数が多いですが、上場日にそれだけ多くの買い注文が集まらないと、初値が公募価格を下回ってしまう可能性があります。大型IPOの抽選に申し込む場合は、事前にそのIPOの初値がどれくらいになりそうかしっかり調べてください。当サイトでも「初値予想」を出していますので、ぜひ参考にしてください。
ちなみに、当サイトの東京地下鉄[東京メトロ]の初値予想は「1,250円 ~ 1,450円(10月7日時点)」で、結果は「1,630円 (公募価格比+430円 +35.8%)」でした。
松井証券は事前入金なしでIPOに申し込めます。IPO抽選に申し込む場合、通常は購入資金を入金しなければ抽選に申し込むことができません。まだ資金の少ない投資初心者は、松井証券を利用することで、限られた資金を効率的に運用できます。
松井証券は割り当てられたIPO株の70%が完全平等抽選に回されます。完全平等抽選は1人1票で抽選をおこなうため、資金量に関係なく当選を狙えます。当選確率が資金量に左右されないということは、あとは運だけですので、申し込めるIPOはできるだけ申し込みましょう!
松井証券はIPO取り扱い実績の多い証券会社です。2024年は55件の取り扱い実績がありましたが、これはすべての証券会社の中でも2番目に多い実績です。取り扱い数が多いということは、IPO株が割り当てられる回数も多いということなので、それだけ当選チャンスも増えます。
<2024年IPO取り扱い実績数>
証券会社 | 2024年 取り扱い数 |
---|---|
SBI証券 | 76 |
松井証券 | 55 |
楽天証券 | 54 |
マネックス証券 | 50 |