トップページ > コラム > 国内初のIEO上場、「パレットトークン(PLT)」が上場日に10倍以上の価格に!
(2021年11月30日追記)
「コインチェックとフィナンシェがIEOによる資金調達に向けた契約を締結」との報道がありました!
2022年夏までに「フィナンシェトークン」を発売予定です。IEO第2弾はフィナンシェトークンとなりそうです。
早めにコインチェックに口座開設して、IEOに備えましょう!
7月29日に上場した、パレットトークン(PLT)が上場初日に10倍以上の価格になったという話を聞きつけたので、満を持して記事にしました。今回は、上場と言っても、当サイトで扱っている「IPO」(Initial Public Offering)ではなく、「IEO」(Initial Exchange Offering)と呼ばれる、ややなじみの薄いものです。
今回は、Coincheck(コインチェック)社が扱う「IEOの第一弾」として、ハッシュパレット社の「パレットトークン(PLT)」が上場しました。仮想通貨と聞くと、若干怪しい、とかわかりにくい、といった雰囲気がありますが…。IEOとは何か、なぜ人気になったのか、わかりやすく解説していきます!
かんたんに説明すると、IEOとは暗号資産(仮想通貨)を使った資金調達のことです。IPOでは株式を発行・売出して資金を調達しますが、IEOでは株式の代わりに暗号資産を発行して資金を調達します。
以前ICO(Initial Coin Offering)が話題になりましたが、ICOが発行元と直接取引していたのに対し、IEOは取引所が仲介に入ります。取引所が認めたトークンしか上場できないため、ICOに比べて信頼性が格段にアップしています。上場後も取引所を介して取引されるので、流動性の高さも期待できます。
国内IEOの第一弾として非常に注目されていたことがひとつの理由です。
7月2日に「1PLT=4円」で募集開始したところ、たったの6分で調達目標の9.3億円の資金を集めてしまいました…。最終的には224億もの応募があったので注目度の高さがうかがえます。
調達金額をオーバーした分はIPOと同じく抽選で配分されるので、抽選倍率は約24倍(=224億÷9.3億)となりました。モノの値段は需要と供給で決まるので、これだけ欲しい人がいれば、上場後の初値にも期待が大きくなりますよね。
IEO第一弾として、取引所側からは「失敗させたくない」という想いがあり、また、投資家側からは「過剰な期待」があり、両者の思惑が一致して、たくさんのお金が集まったと考えられます。
私は申し込んでいませんが、当サイトのスタッフは申し込んでいたようで、45,000PLT(20万円分)申し込んで3,000PLT(1.4万円分)当選したそうです!当選しなかった分の資金はちゃんと返金されています。
またTwitterなどでも、たくさんの当選報告がありました。中には、10万PLT(40万円分)も当選している猛者もいたようです。
3000枚当選🍀#PLT pic.twitter.com/kEUZ9Q3epD
— ぴーす (@r42V2W8lz822QUD) July 20, 2021
コインチェックのPLT、90口当選😃
— マイラーズTV!お得&ホテルYouTuber (@milerz_com) July 23, 2021
てっきり落選したのかと思っていただけに嬉しさ倍増😆
システムトラブルがあったみたいね…日本初のIEOなんだからしっかりしてコインチェックさん😅
さあ7/27上場日、どんな値が付くかな〜。
仮想通貨の地合はだいぶ良くなってきたから期待しているよん。 pic.twitter.com/1oqRjn6Vp9
MAX申し込んで
— しんぺい (@kabusukioyaji) July 20, 2021
100000.0 PLT当選しました。#PLT
さて、パレットトークン(PLT)は果たしていくらの初値となったのか、またその後どのような動きをしたのかをさっそく見て行きましょう!
上場日(7/29)の12時に取引がはじまり、いわゆる初値は「1PLT = 約6円」でした!つまり、初値付近で売れた場合には、単純に1.5倍になっています。
その後、するすると価格は上がっていき、8月1日には、なんと90円を超えました。この時に売れた人は、22倍以上になっています!さすがにピンポイントで最高値を狙って売るのは難しいですが、夢がありますね。
先ほど、ツイッターで出てきた100,000PLT(40万円分)当選された方は、初値売りで+20万円、仮に高値の94円まで持っていたら、+900万円になっている計算です。株式では、10倍に値上がりした銘柄をテンバガーと呼びますが、それをはるかに超える驚きの高騰となりました。
そもそも、パレットトークン(PLT)とは、何でしょうか?プラットフォーマーである、コインチェック社が出している資料を見ると、次のように書かれています。
「Palette Token」は、エンターテインメント領域に特化したNFTプラットフォーム「Palette」で利用される、ERC20準拠の暗号資産です。「Palette」という独自に展開するコンソーシアムチェーン上で主に下記にあげる用途に使用することができるユーティリティ性の高いトークンとなっています。
①発行されたNFT(Non-fungible token)の購入費
②Paletteにおけるノード運用報酬の支払い
③Paletteコンソーシアムメンバーへの委任
④スマートコントラクトやNFT発行の手数料
また、Paletteはクロスチェーン技術を用いてEthereum等他のブロックチェーンとの接続機能を有しており、対応先は順次拡大予定であるためエコシステムの更なる拡大が期待されます。
<コインチェック公式サイトより引用>
ご覧のとおり、なんだかすごそうな技術ではありますが、専門用語ばかりで、IEOに詳しくない私は理解に苦しみました…。いろいろ調べた結果、パレットトークン(PLT)をものすごくかんたんに言うと、主に、「パレット社のサービスに使える暗号資産(仮想通貨)」と認識しました。
つまり、今後、パレット社のサービスが発展していくにつれて、パレットトークン(PLT)の価値は上昇していく可能性があります。ただし、株と同じで、業績が上昇したからと言って、確実にPLTの価格も上昇するとは言い切れません。
コインチェックのIEOを手に入れるためには、抽選を受けなければなりません。まずは、コインチェックに口座開設をして、資金を入れた後、抽選に申し込みましょう。このあたりのやり方は、すでにIPOの抽選を受けている人にはお手の物かと思いますので、問題なく抽選が受けられると思います。次回以降のIEOの上場は今のところ未定ですが、早いところ口座の準備をしておいた方がよいでしょう。
ふたを開けてみなければわかりませんが、これだけの大熱狂の後ですから、しばらくは初値も大きく上がるような気がします。つまり、積極的に公募に応募して上場前のIEOを取りに行くのがよいと思います。
ただし、上場後の値動きは非常に荒く、リスクは高いので、持っている資産の大部分をIEOにつぎ込むような投資は避けたほうが無難だと思います。また、上場後の値動きが荒いということは、セカンダリー狙いの投資も同様に難易度が高くなると思います。
私は、パレットトークン(PLT)の1回目のチャンスを逃してしまったので、次回以降については積極的に申し込んでいきます!
当選の有無など、当サイトでも経過報告をしていきますね。次回のIEOが早くも楽しみです!まずは口座開設や入金などをして、サイトの使い方に慣れておきます。
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