トップページ > コラム > 外貨定期預金を始めるなら、住信SBIネット銀行がおすすめ!
外貨定期預金とは、円以外の米ドルやユーロなどの外貨でおこなう定期預金のことです。金利は、円金利ではなく、その通貨の金利が適用されます。円の金利が0%に近い今、金利の高い外貨で定期預金をするのはメリットがあると言えるでしょう。
私が調べた限り、外貨定期預金をするうえで一番お得なのは、住信SBIネット銀行です。外貨定期預金で人気の他行と比べても適用金利が高く、通貨の両替時に発生する為替手数料も安いです。
<外貨定期預金の金利と為替手数料の比較>
通貨 | 住信SBI ネット銀行 |
じぶん銀行 | みずほ銀行 |
米ドル | 1.60% | 1.10% | 0.58% |
---|---|---|---|
0.04円 | 0.25円 | 1円 | |
ユーロ | 0.001% | 0.002% | 0.02% |
0.13円 | 0.25円 | 1.5円 | |
豪ドル | 2% | 1.75% | 0.8% |
0.25円 | 0.5円 | 2.5円 | |
NZドル | 2% | 2.3% | 0.95% |
0.25円 | 0.4円 | 2.55円 | |
英ポンド | 0.1% | - | 0.1% |
0.28円 | - | 4円 |
(2017/12/14現在)
・上段:1年物金利
・下段:1通貨あたり為替手数料(片道)
(例:為替手数料0.15円で円を1万米ドルに両替すると、
10,000米ドル×0.15円=1,500円の為替手数料が発生)
※最新の金利・手数料は「住信SBIネット銀行」や各金融機関の公式サイトにてご確認ください。
ご覧いただけるように、住信SBIネット銀行が他行に比べて、金利・為替手数料いずれの面でも優れているのがお分かりいただけるかと思います。 では、その住信SBIネット銀行の外貨定期預金を詳しく見ていきましょう(円定期預金も参考程度に)。
※為替レートには「買い値」と「売り値」があって、そこには少しの差(0.15円~)があり、それを為替手数料と言います。
上記の値は、円で外貨を購入するときに適用される「買い値」です。
住信SBIネット銀行の外貨定期預金の金利(1万通貨未満)
(例)米ドル1万通貨=1万通貨×112.39円=112.39万円
住信SBIネット銀行の円定期預金の金利
※最新の金利は「住信SBIネット銀行公式サイト」でご確認ください。
円定期預金(1年物)では、100万円預けても金利0.2%の2,000円(100万円×0.2%)しかもらえません。しかし、100万円分の米ドル定期預金(1年物)では、金利1.60%の16,000円(100万円×1.60%)もの金利がもらえます!(2017年12月14日現在)
なお、中途解約をしても元本は保証されており、適応される金利が予定金利の10分の1になるだけですのでご安心ください。
ちなみに、満期を迎えた外貨定期預金の取り扱いは以下の3つになります(利息とは、金利で得られる収入のことです)。
外貨定期預金のメリットは、上記で紹介したように高い金利です。しかし、円定期預金にはないデメリットもあります。1つはすでに紹介した為替手数料(スプレッドも)がかかること、もう1つは為替差損益が発生することです(こちらはメリットにもなります)。
たとえば、1万米ドルの外貨定期預金(1年物)を1ドル100円のときにおこない、1ドル110円のときに満期を迎えると、1万米ドル×(110円-100円)=10万円の為替差益が発生します。逆に、1ドル90円のときに満期を迎えると、1万米ドル×(90円-100円)=-10万円の為替差損が発生します。
このように、為替差損益の影響は決して小さくないのでご注意ください。
なお、為替差益が発生した場合は、雑所得として確定申告をする必要があります。ただし、為替差益を含めた給与所得および退職所得以外の所得が年間20万円以下であれば、確定申告はをする必要はありません(年収2,000万円以上の給与所得者は確定申告が必要です)。為替差損が発生した場合は、黒字の雑所得から控除することができます。
円定期預金に比べ、外貨定期預金の金利はたしかに高いですが、この水準も歴史的に見ればかなり低い水準にあります。というのも、日本(円)をはじめ、アメリカ(米ドル)、ヨーロッパ(ユーロ)、いずれも量的緩和(中央銀行による国債の買い入れ)をおこなっており、金利を意図的に下げているからです。
ですが、ここに来てアメリカやヨーロッパが量的緩和の縮小に動き出しています。量的緩和が縮小すれば、必然的に金利は上昇しますので、それにともない外貨定期預金の金利も上昇します。そうでなんです。外貨定期預金は、これから本当に魅力的な金融商品になっていくのです。そして、その外貨定期預金をするうえで、もっともお得なのが住信SBIネット銀行なのです!
トップページへ戻る