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クロス取引の実践②現物買い
- 最終更新日:
- 2020年5月22日
前ページの信用取引の売り注文(空売り)に続いて、SBI証券の取引画面を使った、「クロス取引」を実践していきます。このページでは、「②現物取引の買い注文」を見ていきます。
先ほどの繰り返しになりますが、「信用取引の売り注文」と「②現物取引の買い注文」は同じ時間帯に取引を成立させる必要があるので、株式市場が閉まっている時間帯、「平日9時~11時30分以外」と「12時30分~15時以外」に注文を出してください。
①株価下落を避けるために、信用取引で売り注文を出す
②株主優待の権利を得るために、現物取引の買い注文を出す (←いまココです!)
③ポジションを解消するために、決済をする
現物取引の買い注文を実践
「②株主優待の権利を得るために、現物取引で買い注文を出す」を見ていきます。
(普通に「買い注文を出す」だけの実践ページですので、株取引をしたことがある方は、次の「③ポジションを解消するために、決済をする(←リンク)」へ進んでください。)
1.まずは、SBI証券にログインしてください。左側にある「銘柄を探す」という部分で、先ほど「信用取引の売り注文」を行った銘柄名か銘柄コードを入れて「検索」をクリックしてください。ここでは、ヤマダ電機(9831)で説明します。
2.ヤマダ電機のページに移りました。ページ右側に「現物買」のリンクがあるので、こちらをクリックしてください。
3.そうすると、注文入力の画面になります。先ほどの信用取引の売り注文と同じ株数を入力して、価格は「成行」を選んでください。「取引パスワード」を入力して、「注文確認画面」のボタンをクリックします。
4.注文確認画面が出ますので、入力に誤りがないか再度確認してください。問題なければ、「注文発注」をクリックしてください。
5.この画面になると注文完了です。
6.午前9時に株式市場が開くと、出しておいた注文が執行されます。無事に注文が約定(完了)しているか、確認してみましょう。トップページの「取引」から「当日約定一覧」をクリックしてください。
7.確認しておきたいポイントは、①2つの注文(信用売りと現物買い)がそれぞれ約定していること。②「株数(100株)」と「平均約定単価(561円)」の部分がそれぞれ一致していることです。
注文が約定したら一安心です!これで、両建てしている状態になったので、株主優待の取得権利は確保しつつ、株価が変動しても大丈夫な状況です。次にやることは、権利落ち日以降に行なう、「決済」です。信用売りの「現渡」と、現物の売却を行います。信用売りをしている状態ですと、毎日金利の支払いが必要になりますので、早めに決済しましょう。
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