学びエイド(184A)

 学びエイドの事業内容は「インターネットによる教育サービスの企画開発・提供」で、東証グロース上場の小型案件(想定時価総額21.8億円、吸収金額8.2億円)です。統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」、「SBI証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、想定価格から見た初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

学びエイドのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 学びエイド(184A) 【東証グロース】
会社URL https://corp.manabi-aid.jp/
会社設立 2015年5月(9年目)
主幹事証券 SBI証券
その他
狙い目証券会社
SMBC日興証券(副幹事)、岩井コスモ証券松井証券SBIネオトレード証券岡三オンラインDMM株

IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 970円
仮条件? 未発表
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 970円 ~ 1,300円(4月22日時点)
初値? -

・想定価格970円に対して、PER23.38倍、PBR6.78倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益41.5円、1株あたり純資産143.1円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 5月13日(月)~5月17日(金)
当選発表日? 5月20日(月)
購入申込期間? 5月21日(火)~5月24日(金)
上場日? 5月28日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 180,000株
売出株数(OA含む)? 661,800株
当選株数合計 841,800株

・当選株数は841,800株。売買単位が100株なので、当たりは計8,418枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SBI証券 -% -株 -枚 -枚
幹事 SMBC日興証券 -% -株 -枚 -枚
岡三証券 -% -株 -枚 -枚
岩井コスモ証券 -% -株 -枚 -枚
極東証券 -% -株 -枚 -枚
東洋証券 -% -株 -枚 -枚
松井証券 -% -株 -枚 -枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
SBI証券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、岩井コスモ証券松井証券から当選のチャンス。
※SBI証券が主幹事のときは、IPOチャレンジポイントを活用して当選をねらいましょう!
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンラインの取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(4月23日追記)
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(4月23日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(5月2日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
廣政 愁一(社長) 52.91% 180日間
K&Pパートナーズ2号投資事業有限責任組合 23.38% 90日間
1.5倍
K&Pパートナーズ3号投資事業有限責任組合 7.78% 90日間
1.5倍
鈴木 健一 7.18% 180日間
共同印刷(株) 3.18% 180日間
旺文社イノベーションファンド1号投資事業有限責任組合 1.01%
野田 亮太 0.51% 180日間
松本 英二 0.43% 180日間
杉浦 久恵 0.36% 180日間
平林 明日樹 0.36% 180日間

※旺文社イノベーションファンド1号投資事業有限責任組合の保有株式はすべて売り出されます。

企業業績のデータ(5年分)

⇒学びエイドの有価証券届出書 [PDF]

  2019年
12月
2020年
4月
2021年
4月
2022年
4月
2023年
4月
売上高(百万円)? 197 79 286 290 501
経常利益(百万円)? 5 7 6 △48 111
当期純利益(百万円)? 12 5 4 △60 93
純資産額(百万円)? 65 160 164 78 171
1株あたりの純資産額(円)? △3,470 △2,914 △2,732 △69 △24
1株あたりの純利益(円)? 619 244 182 △29 45
自己資本比率(%)? 47.6 70.3 63.7 40.4 46.3
自己資本利益率(%)? 19.4 4.0 2.3 - 75.0

※2020年に期末月が12月から4月に変更。
※2019年12月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
※2022年4月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2024年4月期は、第3四半期時点で売上388百万円、経常利益46百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備投資費、採用費・人件費、広告宣伝費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 学びエイド(184A)、学習塾を対象に、映像授業と塾運営の管理機能を提供する「学びエイドマスター」、中・大規模学習塾を対象に、カスタマイズされた機能を提供する「学びエイドマスター for School」、教育関連事業者を対象に、映像授業化コンテンツの配信機能を開発・提供する「学びエイドマスター for Enterprise」を販売しています。

 2023年4月期は、売上を大きく伸ばしていますが、2024年4月期は、第3四半期時点で売上388百万円となっており、売上の伸びが鈍くなったように見えます。

 公開株数は一般的で、主要大株主にいる複数のベンチャーキャピタルのロックアップが、公募価格比1.5倍で外れてしまいます。総合的に見て、想定価格から見た初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、SBI証券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、岩井コスモ証券松井証券SBIネオトレード証券岡三オンラインDMM株から申し込み可能となっています。

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